元勤務先の場合、自己都合で退職すると、勤続年数に従い積み立てた退職金ポイント(1ポイント1000円)に係数がかかり、勤続年数が増えると係数が1に近づくのですが、普通に辞めると勤続20年でも半額程度しかもらえません。
それに対し、早期退職制度を利用した場合、係数が1となり満額もらえます。加えて、割増し加算金までもらえます。
よって、早期退職優遇制度がある会社の場合、もう1年頑張ったりすると1年分の収入以上に退職金の減少が大きかったりします。定年まで働く気が無いのであれば、自分の会社の制度はきちんと把握しておいたほうがいいです。
退職金をどうするのかは年金に回すとかの選択肢があるのですが、退職一時金については税制優遇があるのでなるべく一時金で貰うようにしました。その結果、優遇範囲を少し超えたけど仕方ありません。
3月の終わりに退職し、4月になると退職金の第1弾がボーンと振り込まれていました。割り増し分は5月でした。
そしたらどうなるかというと・・・、速攻で銀行から電話がかかってきました。
1000万以上の一時金入金がある場合は抽出されてアポイントとかあるんでしょうね。
大抵の銀行には退職金を狙ったスペシャル定期預金があります。3ヶ月で1.0%とか。銀行としてはそれを餌に呼び出して、窓口で話をしながら投資信託の販売に繋げていくとかの流れでしょう。
退職金については直ぐに使う予定もなく、日常使いの銀行に置いておくつもりで、退職金スペシャル定期についてもチェックしていたので、「窓口に来られませんか?」のお誘いにホイホイ乗って銀行に行きました。
退職金専用プランでは、投信とセットになった商品もあり、そちらは3ヶ月定期で5.0%ですとか勧められますが、銀行販売の投資信託については全く興味が無いので右から左に聞き流し。そもそも投信の販売手数料だけで3ヶ月定期の5%利息なんてすぐに回収されてしまうので、そっちを勧めたいのは当然ですが、そこにホイホイ乗ってはいけません。
自分の考えが決まらず、勧誘に乗りやすい人は出向かない方がいいと思います。
ちなみに、相手をしてくれた綺麗なお姉さん。退職の経緯とかの話をする中で、投資信託の勧誘をしても無駄だと感じたらしく、一応紹介したことにして、あっさりと定期預金だけ作ってくれました。
ということで、1200万円ほどの大口3ヶ月定期をして帰りました。
コメント
懐かしい、これ、以前にしました。しかも、3行で(^_^;)。
調べたらもう7年も前でした。
大垣共立銀行→京都銀行→住友信託銀行と順番に動かしました。当時は2.5-1.8%程度(3ヶ月)でした。
これを退職金定期転がしと言います(^_^;)。
私も実際にやったのはもう2年前ですね。
面倒だったので退職金定期転がしまではしませんでしたが、2%前後の利率があったらもう少し頑張ったかもしれません。