ガソリン価格の高値が続いているので、少しでも安く給油したい。とはいえ、それほど給油頻度は多くないので簡単に給油したい。そんなことを思いながらガソリンスタンド系アプリ使用を検討しました。
ガソリンスタンドは年々減少していますが、「ENEOS」と「出光」が2強です。これに続くのが「コスモ石油」、「JA-SS」などです。
今住んでいるところで探すと、ENEOS、出光くらいしか無いので、アプリもこの2社で検討。2社とも最近リニューアルがあり、新規利用のキャンペーン中です。
比較の結果、ENEOS SSアプリの勝ち。
終了。
これだけだとあんまりなのでもう少し詳しく説明します。
出光「Drive On」アプリ
出光の「Drive On」アプリは、家の近くのガソリンスタンドがアプリ対応してませんでした。帰省先近くのスタンドも調べたけど未対応。この時点で論外、削除しました。
アマギフやコークオンのドリンクチケットが貰えるキャンペーンをしてるのですが、スタンドが未対応だと抽選の権利もありません。
エネオスに合わせて無理やりスタートしたのかもしれないけど、あまりにもお粗末な状態でマイナス効果しかないのでは?

ENEOS「ENEOS SS」アプリ
気を取り直して「ENEOS SS」アプリ。
アプリレビューを見ると散々なコメントがいくつか見られますが、使ってみた感じそんな問題は無かったです。何か使い方を間違えてないかって感じ。
出光と違い、行動範囲にあるENEOSは3スタンド対応してました。1つだけちょっと昔ながらの古いスタンドだけ未対応。まぁそこには行かないので問題なし。
このアプリの便利なところは大きく3点
- QRコードひとつでいつもの条件給油
- アプリ限定クーポン
- モバイルEneKey
この3点について少し詳細に紹介。他にもポイントカード連携でポイント取得とか、給油履歴とかもあります。
1.QRコードひとつで「いつもの条件」給油
例えば、「レギュラー満タン」とアプリで設定しておけば、アプリを立ち上げたときに表示されているQRコードを給油機に読み取らせることで簡単に「レギュラー満タン」になるってこと。
それだけ?と言われればそれだけだけど、2,3と組み合わせるとメリットが出てきます。
2.アプリ限定クーポン
登録してしばらくは全然クーポンが届かずに「なんだこれ?」と思ってましたが、やっと1つのスタンドから届きました。フォロー可能なSSは3つです。
- 5円/L引きクーポン
5円は結構大きいですよね。これなら安いスタンドを探すことなく、毎回ここで入れても良いくらい。
今回、162円/Lだったのが、157円/Lで給油できました。
このクーポンはアプリで利用設定しておけば、QRコード読み取りで自動適用されるので簡単に利用できます。
あとはどれくらいの頻度で来るかですね。
- 8月末クーポン
- 9/5までクーポン
同じGSから。クーポン有無はGSごとの方針による影響が大きそう。
3.モバイルEneKey
アプリにクレジットカードを登録しておくと、QRコード読み取りで給油条件の設定から支払いまで完了するという機能。
元々ENEOSには、物理キーとしての「EneKey」というものがあり、それを作製すれば安く簡単に給油することが可能でした。便利そうと思いながらも、給油頻度が月に1回あるかないかであり、失くしそうな物理キーを持つのは避けてました。
今回、それと同じことがアプリの「モバイルEneKey」でできるようになってます。
最初にクレジットカードの準備から。手持ちのカードでもいいですが、今回はTポイント機能付きのカードで登録したかったので新規作成しました。
モバイルEneKey用クオカード到着

ジャックスは審査落ちしたけどアプラスの方でTカード付きクレジットカード作成できました。
利用開始手順(新規の場合)
- EneKey取り扱いのあるサービスステーションでモバイルEneKeyを登録したいと申し出る
- クレジットカードと免許証を渡す
- 店舗で処理をしてバーコードを渡される
- アプリでバーコードを読み込む
- 必要事項を入力
- Tポイントカード連携(後からでも可)
クレジットカード登録とTポイントカード連携は別作業なので、1枚のカードである必要はありません。今回はTポイントが付与されるカードを使いたかったので1枚になりました。
モバイルEneKeyを使わなくても「いつもの給油」と「クーポン」はQRコード読み込みで利用可能ですが、読み込ませた後に支払い方法の選択処理が必要となるので、簡単に給油を済ませたい場合は「モバイルEneKey」登録は必須です。
4.実際の操作イメージ
端末の種類は複数あります。下記の端末は古いタイプです。
この画面を出した後、左上の「ENEOS SSアプリ」をタッチ。
バーコード読み取り部(下の真ん中黒いところ)でアプリのQRコードを読み取る。
この古いタイプの端末(読み取り部分が赤く光る)は、読み取り部分に傷が多くてなかなか読み取ってくれないことが多々あります。QRコードを完全に読み取り部分に押し当てるようにすると比較的読み込んでくれます(だから傷がつくんでしょうけどしょうがない)。
確認画面になるので「確認OK」を押す(アプリクーポンがある場合、事前にアプリでセットしておく)。
給油する。
操作はこれだけなので簡単です。モバイルEneKeyであれば支払いも完了しているので、レシートを受け取って帰るだけです。
まとめ
サービス開始時点で対応スタンド数があまりにも少ない出光は論外。ENEOSの勝ち。
従来のEneKeyは物理キーだったので、給油頻度が少ない場合は作りにくかったですが、スマホアプリのモバイルEneKeyであれば問題ありません。スマホだけで2タッチで給油できて便利です。
私はそれほど給油頻度が多くないので、よっぽど優位性が出てこない限りこのままENEOSで給油していくと思います。
2022/10/22追記:2ヶ所のスタンドをフォローしてますが、継続的にクーポンが来てます。ずっと5円/L引きだったのが、最近は7円/L引きも届くようになりました。月に1回も給油しないですがこれは助かります。
アプリトラブル(2022/11/17追記)
ENEOSアプリを褒めてましたが、久しぶりに使ったらトラブルに巻き込まれました。
いつものようにQRコードを読み込ませようとすると(読み取り部に傷が多くてなかなか読んでくれなかったけど)、読み取ってセンター通信をした後、下記表示が出て使えない。
給油機の場所を変えても、アプリを再起動したりQRコードを更新しても、クーポンの付け外しなどをしても変わらず。スタンドの人に来てもらったけど、特にできることは無く、原因不明。
アプリでないと7円引きクーポンが使えないので、クレジットカードで最小限の給油をして帰りました。
夜にENEOS SSアプリの問い合わせ窓口に状況報告。
次の日、別のガソリンスタンドで再度チャレンジ。こちらは上記端末ではなく、たぶん新しいタイプの端末でした(読み取りがスッと行くやつ)。そうすると「Tポイントカード連携がどーのこーの」という表示で使えず。写真を撮らなかったので何が表示されたのか詳細は不明ですが、最終的に下記手順で使えるようになりました。
- 「アカウント」⇒「Tカード」からアプリのTポイント連携を解除
- 再度Tカード連携を実施(電話認証含む)
使えたものの、Tポイントカード連携がおかしくなった要因は思い当たりません。でも自分で何かしたんだろうなぁという気も・・・。
家に帰ると、アプリのサービス窓口から返答メールが来てました。ただ内容は全然見当はずれのことだったので、今日の内容を追記して返信メール。
しばらくして、エネオスのサービスから電話がかかってきて、詳細な内容を聞かれ、調査結果は電話かメールで返答しますってことになりました。
今の状態で最初のガソリンスタンドで使えるかはまだ試してないので、近いうちに再訪してみます。多分使えるような気がします。
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