2023年6月30日までの投資成績です(2014年1月から)。
- 先週比 1.21%
- 年初比 16.31%
続伸で高値更新です。2023年の半分が終わって+16%。成績的には十分だけど日経平均には10%負けてるし、過去と比較しても年間騰落率になるけど2014年+50%、2017年+39%があるので、それほど飛びぬけた数字でもありません。調子に乗るほどでもないので淡々と後半に挑みます。
今週の売買
- 売却:サンネクスタグループ
- 購入:藤倉コンポジット
サンネクスタグループ(8945)
既に恩株分だけになっているサンネクスタグループをさらに少し追加売り。
藤倉コンポジット(5121)
新規買い。一応株主優待があるから優待銘柄かな。ゴルフシャフトが有名で海外売上高比率も40%程度ある会社。分類はゴム製品。
- PER:6.66倍
- PBR:0.68倍
- ROE:12.98%
- 配当利回り:4.09倍
- 筆頭株主:フジクラ(5803)
フジクラグループの典型的な割安銘柄。株主優待として自社関連製品の割引券が年2回あるけど、たぶん使わないので詳細はパス。注目は村上ファミリーが大株主にいることくらい。
購入の参考にしたのはジンさんのこの記事です。
メタルアート(5699)
保有銘柄で上昇が目立ったのはメタルアート(5644)。火曜日が株主総会でしたが、結局その日は車が使えなかったので行けず。後で総会資料が公開されたので確認。これが予想外に良かった。一部抜粋して紹介します。
注目の新規事業がこちら。永久磁石レスの同期リラクタンスモータです。技術の詳細を説明できるほど理解力無いけど、今後の展開に期待できそうです。
指標的に激安なのは会社も認識している模様。
現状分析ですね。ダメなところを認識して向上して行こうという意識が伺えます。特に「株主還元は、変革に伴う資金を考慮した水準のため、市場からは不十分と評価、IR活動も変われていない」ということで、配当性向低すぎ、IRが下手すぎという株主の不満を認識してもらえているようです。
それを受けての今後。注目は下線も引いてある株主還元について。「配当性向の目標値設定などの方針見直しの検討を進め、今年度中に公表致します。」。
ここ数年は増配もしていて頑張っているのですが、それ以上に利益が出ていたのでもう少し出せるだろって不満に対して検討をするということ。
ここまで表明できるなら、今年の控えめな株主提案に対してテンプレ的なしょうもない回答ではなく、もう少し上手な作文を書いておけば批判も少なかったのにという気がします。
ということで、株価がどうなったのか?
株主総会が27日。総会資料が公開されたのが28日。そこから徐々に上昇。金曜日には+11.83%の急騰。3日間で2割ほど上がりました。
同期リラクタンスモータは少し前に出ていた情報だし、株主還元も検討しますってだけで具体的には何も無いですが、それでもこの総会資料だけで上昇したような気がします。まぁそれだけIR不足だったということでしょうか。
そうなるとどうしても比較してしまうのは村上開明堂(7292)。規模的には村上開明堂の方が遥かに大きいのですが、今年も例年通りに内容の薄い報告書だけ到着。そんなこともあってか社長の信任は87.03%とついに90%を割りました。ちょっと会社に意見してみようかな。
コメント
こちら+12.55%でなかなか追いつけないです・・・。
まあ、これでも他の投資収入分もあるので必要十分ですありますが。
メタルアート面白そうですね。こういう資料を会社が出してるんですが、市場の評価についての考察など。
つい好みでいくと、どうしてもものづくり系のところにいってしまうところがあり、意識してPFには他業種も入れていますが、やはりまた注目しているのはものづくり系になったりします。
メタルアートは滋賀銘柄を調べていて見つけた会社で、今の社長になってから良くなってきてるっぽいです。問題はダイハツが1/3持っているところですね。
この規模の会社でも総会資料とか決算説明資料とかを出せるのだから、全ての会社に出して欲しいです。