優待銘柄として保有している「エストラスト(3280)」から、2019年2月期の株主優待が5月25日に届きました。
エストラスト(3280:東証1部,福岡)
エストラストという会社
「山口県内首位のマンション開発業者。福岡など九州へ攻勢。17年にTOBで西部ガスの傘下入り」
東証1部銘柄でありながら時価総額は50億円ほどしかありません。このくらいの会社が東証1部に行けてしまうから、東証の市場区分見直しという話が出るんだろうなという会社です。
優待条件と内容
- 権利確定月:2月末
- 必要株数:100株
- 優待内容:2000円分クオカード
- その他:継続保有1年以上条件
- 株価:705円(2019/5/28)
毎年デザインは違います。
相変わらず株主優待としてのクオカードは人気ですが、個人的にはあまり好きではありません。クオカードが使える店の代表であるコンビニでは、スマホでピッとしてしまうことが多く、中々消費されずにたまる一方です。
ただタンス預金と同じで、貯めこんでいても利回りを生まないので少しずつ使ってます。
指標から見たエストラスト
- PER:4.88倍
- PBR:0.73倍
- 予想配当利回り:1.99%
マンション開発の不動産セクターということもあり、ここのところ不人気業種で株価は低迷中です。
エストラストはTOBで西部ガス傘下に入ってますが、そこが過半数の株を持っているため、5万株ほど買えば大株主として四季報に名前を載せることができます。
昨日の株価であれば3500万円ほどあればいいことになります。東証1部銘柄で最も大株主として名前を出しやすい銘柄の1つだと思います。
今後どうしよう
一時期は主力銘柄としてかなりの株数を持っていましたが、あまりの万年割安株ぶりに売却を進め、今では株主優待分としての100株のみです。
大きな損失は出さなかったものの、売った後に西部ガスのTOBが発表されたりとモヤモヤ感を残して終わった銘柄です。
配当+株主優待で5%近い利回りとなるので、株主優待銘柄として継続保有しますが、マンション開発業者を再度主力銘柄まで買い進めることは無いと思います。
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