昨年に続き、今年もユニバーサル園芸社の株主総会に出席してきました。
- 第44期定時株主総会
- 2017年9月28日(木)10:00~11:15くらいに終了
平日開催になり出席者が減るのかと思いきや、近所のおっちゃんおばちゃんには関係ないのか、それ以上に株主数が増えているのか、昨年以上に参加者がいた感じです。100人くらいでしょうか。
場所、会場の詳細は、昨年同様です。僻地開催のお詫びから入るのは毎年のことでしょう。
昨年同様、社長の人柄が感じられるアットホームな雰囲気の総会でした。
ユニバーサル園芸社株主総会(2017年)
総会土産
今年のお土産です。
電球みたいなガラス容器に多肉植物が植えられていて、なぜかギターを弾くハリネズミ?の人形が。。。それを吊るすのとセットになってました。動物は色々なのがあったようです。
後ろに写っているのが、お土産が入っていた紙袋です。
他に、同じ敷地にあるショップで使える15%割引券が付いてました。
株主総会の質疑応答内容
質疑応答内容をいくつか紹介しておきます。
いくらでも質問してくださいという感じで、合計7人の方が質問されました。
全部ごもっともな気になる内容です。ただ、近所のおっちゃんの質問は前置きが長い。最終的に何を聞きたいのかわからなくなりそうでした。
以下にザックリとまとめます。
東証一部への指定替えについて(+野菜の苗も売ってよ)
最近は3年で売り上げ100億、利益13億を達成して昇格すると明言している。無理はしない、着実に。
四季報のコメントがネガティブでしたねーの件について
記者向けの説明会で正直にペラペラ話したらそのまま書かれた。辛口だけど事実。海外のM&Aだって、文化も違うし、いきなり余所から来て直ぐに利益出ません。今の状況は想定内。1~2年かけて利益を出せる体制にしていく。足踏み・・・については、今はM&Aは無いと言ったらそう書かれた。
人材育成などの課題について
人手不足については、中途採用やM&A人材の活用で対応する。なかなか直ぐには難しい。
事務所を改装中でした。今までは事務所なんてどうでもいいと思っていたけど、人材を集めたり、お客様に信頼してもらうにはイメージも大事と考えるようになったということで、おしゃれな感じにしている。
ちなみに改修中の本社事務所です。
創立50周年に記念配当して欲しいな
社長の頭には全然区切りという思いは無かったようです。でも、言われてみればそうだよなぁという感じで、考えてみるそうです。
小売業の見通しについて(赤字)
小売りは成功パターンが作れれば増やすが、なかなか難しい。努力中。「花屋+カフェ」もカフェは流行るのだが・・・。カフェ中心の店も試してみてもいいかも。
レンタルグリーンの成長は10%/年程度なので、残りの10%成長を小売りとM&Aで考えるが、既存のユーザーを奪うのではなく、新しい市場を作れる店を考えたい。
グリーン事業の海外利益率が低い件について
四季報の話と同じ。海外は働き方が緩くても過去はは20%の利益が出ているので、今はシステムの変更とか一時的に費用が掛かっているが、少しネジを締めれば利益も出てくる。今後に期待して欲しい。競争は日本国内の方が厳しい。
グリーン事業の国内での拡大について(特に地方)
昨年の話同様に、地方の中小の店を潰してシェアを奪うような大義の無い商売はしない。
レンタルグリーンは1件1件の小さな売り上げの積み重ねであり、市場が拡大しているわけでもないので、一気に売り上げを増やすのは難しい。売り上げを増やすには、小売りとM&Aがカギとなるが、無茶はせず着実に利益を出すような案件を進める。その上で地方出店というのはある。
一部捉え方が違っていたり、自分の思いが付け足されているかもしれませんが、概ねこんな感じだったと思います。
まとめ
株価が随分と上がってしまったので、ここから買い足しはしないと思いますが、3年後の昇格を楽しみにホールドしていくつもりです。
妙に気になったお店の一角です。
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