先週と言っていることが180度変わりました。信用取引を利用した優待クロスが思いのほか面白いのと、待機資金をガッツリと働かせることで、利益率の低い株主優待株よりも高利回りになる可能性があるということで考えが変わりました。
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2020年2月21日週の売買
今週の売買
- 購入:愛知電機、イボキン、村上開明堂、サンセイランディック(主力銘柄買い増し)
- 売却:ヤマトインターナショナル、カンロ、ティーライフ、ユニバーサルエンターテインメント、久世、ナフコ、プレサンス(ここまで株主優待銘柄)、村田製作所(貯株銘柄)、村上開明堂
株主優待銘柄
売却したのはほとんど株主優待銘柄として保有していたものです。
- 長期保有条件が付いてない
- 利益率が低い
- 優待内容
- 事業内容に不安がある
この辺りを基準として、
- ヤマトインターナショナル
- カンロ
- ティーライフ
- ユニバーサルエンターテインメント
- 久世
- ナフコ
- プレサンス
を売却しました。
これらは優待クロスで取るかもしれないし、取れないなら取れないでまぁ良いかという感じ。
貯株銘柄
- 村田製作所
ここは株主優待は無いので純粋に将来性を期待しての貯株でした。京都本社で馴染みもあるということもあっての保有。
新型コロナウイルスの経済への影響が無視できない状況になってきているので、中国との取引量が多いということもあって一旦売却です。
今の状況でここから上がる可能性よりは去年の夏ごろの株価まで下落する可能性の方が高いと思います。
新型コロナの状況が劇的に改善するとか、中国・韓国メーカーが生産できなくなって追加で需要が発生するとか楽観的なシナリオも可能性としては有りますが、一旦撤退が無難かなと・・・。
主力銘柄
追加購入の主力銘柄のうち、村上開明堂は買いと売りがバランスしているので増減なし。数千円のお小遣い稼ぎをしただけ。
愛知電機、イボキン、サンセイランディックは少しだけ買い増し。
イボキンとサンセイランディックは決算発表を受けて下落したのですが、内容を見る限りは売られるほどではないかと思い買い増し。
イボキン(5699)は減収増益予想を嫌気されて下落したと思うのですが、金属市況の影響を受けているようです。
実際の中身を見ると、こんな感じ。
これが見たかったグラフで、解体事業が順調に伸びてます。
エリア拡張の余地もまだまだ大きいし、解体事業が伸びる限りは継続保有と思ってます。
サンセイランディック(3277)は逆に増収減益予想で売られました。確かに業績に停滞感はあります。底地整理という事業内容からして一気に大きくなるようなものでもないし、そこは仕方ないかと。
ただ指標的に見て
- PER:6.65倍
- PBR:0.70倍
- 配当利回り:3.04%
ROEも10%以上、ROAも5%以上あって、そこまで売られる話か?という気がします。成長が無くても利益率が大きく下げないのであれば、安定して5%以上の利回りは期待できそうなので少しだけ買い増ししてます。
村上開明堂が今年になってから売り越しで保有額が減ったこともあり、サンセイランディックが主力銘柄1位に上がりました。
愛知電機(6623)は引き続き株式売り出しの意図は不明ですが、少しだけ買い増しです。
コメント
優待クロスは、現金ポジジョンの運用としては、ほぼリスクはなく、リターンはそこそこなので、現状では有利な運用の方法かと思います。
優待を主眼として実際に資金を投じて現物を保有することについては疑問がありましたが、優待クロスはそれはとまったく別のものですね。
信用の売買手数料は大きく下落しましたが、金利については各社で差が大きいです。
一般信用売りだと、日興の1.4%はすべての時期でこの金利ですし、早い時期であれば楽天・無期限の1.1%が最も有利かと思います。
あと、最初から細かい利益を狙いにいくものですから、売買注文とか決済のミスがあるとその分はすぐにとんでしまったりします。これをやると損失額は小さくてもメンタル的にはショックがあったりしますので、ご注意を。
そうなんです。私も優待を主眼に買うのは疑問で、優待を取りつつトータルで利益がでそうなところを持っていたのですが、優待クロスができるなら、優待のウエイトが大きいところは持たなくてもいいかとなりました。
私の場合、GMOが信用VIPで手数料無料なので、種類と量は少なそうだけどGMO・短期をメインでしばらく行こうかと思ってます。
サブで楽天・無期限も使う予定。
とにかくミスが無いようにですね。