世界同時株安中・・・どうするか

世界同時株安中ですね。

とお気楽に書き始めてみましたが、どうなることかと心配な人が多いと思います。私も不安だらけです。しかしながら、年に何回かは暴落する日があるので、今回も一時的なもので終わる可能性もあります。

NYダウは今日も500ドル以上下げて、２日間での下げは1400ドル程になっています。日経平均も昨日は915円下げて、先物もさらに下げているので、とりあえず今日も下げそうです。

こういう時にどういう行動をとるかですが、20年間の投資経験で考えると、諦める、様子見するということになります。

投資手法によっては放置した場合に大やけどになるかもしれませんが、私の場合、中長期投資でほぼ現物のみ保有ということや、地味めの銘柄が多いためここのところの上昇についていけなかった代わりに、昨日の日経平均が4%近い下げだったのに対して、こちらは2%程度で済んでいます。

過去の暴落時には、もっと酷い時が何回もあったので、今回はまだ序の口です。今のところ慌てて動くほどではありません。こういう時に慌てて売った場合、そのタイミングが底で、その後買い戻されるというのはよくあることです。もちろん、このまま株安の連鎖が続いて下げ続ける場合は、売ってしまって良かったとなりますが、私には今の状況でそこまでの判断はできません。

冷静になるために、2年、5年、10年の長期チャートを見ることをお勧めします。これを見ると、一時的な下げはあるものの右肩上がりということがわかります。最も10年チャートでもリーマンショックが入ってこなくなったので、10年チャートでも本当の大暴落が見えなくなりました。10年周期説に従ってリーマン以来のショックという可能性も捨てきれないですけどね。

結局のところどう転ぶかはわかりませんが、大きなピンチはその後に大きなチャンスとなります。そのためにも、これくらいの大暴落で資産が吹っ飛ぶようなハイリスクな投資はしない、大暴落後の買いチャンスを逃さないように一定資金をキープしておくというのを、普段から心がけたいと思います。