四季報2020年夏号を見て、主力銘柄についてメモ1

少し前に『会社四季報 2020年夏号』が発売されました。主力銘柄について記載内容を確認してメモしておきます。

四季報チェック

自分用の備忘録みたいなものです。メモ1となってますが、前回は2が登場せず・・・。

会社四季報2020夏号 備忘録その1

カッコ内は四季報コメントを更にギュッと省略したものです。自分に都合の良いコメントを残しているかもしれません。主観でねじ曲がっているかもしれません。

サンセイランディック

  • 805円(2020/7/7)
  • PER:6.50
  • PBR:0.70

「 【小反落】底地再販が新型コロナ渦で前半出遅れ。連続増配

【集約】横浜支店を5月本社に統合、営業効率化へ舵。」

直接的なコロナの影響は小さい気がしますが、対面営業ができないのは厳しい感じ。

2019/6/17は最悪に評価が落ちていた時期なので740円でした。それよりは今が高いです。増配は継続される予想になっているので、継続保有で問題なし。

アスカネット

  • 1,535円(2020/7/7)
  • PER:79.53
  • PBR:4.50

「【負担期】葬儀用遺影加工底堅い。自粛で個人向けアルバム制作が減少。空中結像の研究開発費も利益を圧迫。営業益続落。減配。

【非接触】6月、相模原にガラス製の空中結像プレート研究拠点を開設。」

昨年のコメント「空中結像の受注次第では表記利益上振れも」は未だに達成されていませんが、新型コロナウイルスの影響で非接触パネル特需が来そうな雰囲気。

ASKA3Dプレートのニュースが増えてきてます。

  • 日本電通(株)の非接触型無人受付機
  • 太陽ミュージアム内三菱商事太陽(株)ブース
  • 羽田イノベーションシティ
  • くら寿司での非接触受付機(試験機)(たぶんASKA3D「KC-W1」)

この会社の価値ですが、安定収益の遺影加工と個人向けアルバムの価値としては500円程度で、そこから上はASKA3Dへの期待価格です。数年前に期待での上昇は終了しているので、ここからさらに上げるには売上・業績への貢献が必要となります。

なので、期待だけで今から飛び乗るのはお勧めしません。実際に利益上振れ期待があると思えるなら飛び乗りましょう。

村上開明堂

  • 2,462円(2020/7/7)
  • PER:—
  • PBR:0.50

「 【急 落】柱のバックミラーや車載機器は新型コロナで数量大幅減。下期回復基調で中国トヨタ向けが牽引。

【対 策】手元資金は月商4カ月超と厚めだが念のため新規借り入れ検討。」

自動車部品関連はコロナ直撃銘柄となるためコメントは最悪です。ただ財務が良いので今のところあまり気にしてません。

売上・利益は数10%レベルの急落予想ですが、予想配当は増配予想。それでも配当性向20%レベル。今までが少なすぎとはいえ、連続増配中です。

購入費用回収済みの恩株なので、今の保有金額程度で継続。

イボキン

  • 1680円(2020/7/7)
  • PER:10.64
  • PBR:1.04

【下振れ】再開発関連で大型完工減速響く。金属再生も販価低下で後退。

【東京支店】東京支店増員。東日本地域のマーケティング・情報収集を積極化し受注につなげる。本社の大型金属シュレッダーライン後工程稼働は計画どおり10月メド。

株価が1年前の半額程度となってます。それでも4位で登場するのは下げた分を買い増ししているから。

特別何か悪い話でも出てこない限り、この水準から大きく下げることは無いと思ってます。長期的に見てエリア拡大による業績アップも期待できるので、目先のことは気にせず継続保有です。

会社四季報2019夏号と比較

保有上位5銘柄ですが、1年前のメモがこちら。

四季報2019年夏号を見て、主力銘柄についてメモメモ
本日、会社四季報2019年夏号の発売日です。ネット証券の四季報内容も早速更新されているので主要銘柄について内容を確認。 今回も自分への備忘録代わりに記録しておきます。 会社四季報2019年夏号 備忘録その1 カッコ内は四季報コメントを更にギ...

銘柄の顔ぶれに大きな変化はありませんが、上位3社の順位が入れ替わりました。自動車関連は先行きが心配なのと、他の自動車関連銘柄への分散で保有を減らしたので、村上開明堂が3位に後退。ただ恩株状態なので、これ以上の売却は今のところありません。

上位2銘柄は大きく上げるようならバランスを考えて上昇分を売ります。

4位のオーデリックはMBOが成立して、6月5日で上場廃止になりました。

オーデリック(6889:JQS)がMBOで上場廃止へ・・・
2020年3月期決算会社の3Q決算発表でにぎわう時期ですが、うちの主力銘柄第4位のオーデリック(6889:JQS)が驚きのニュースをぶっこんできました。 MBO実施です。 MBOにどのように対応するかについて説明します。 MBOについての詳...

コロナショック前に高値に売却できたのはラッキーでした。

ここ1年で評価を大きく落としたのが4位のイボキン。話題性のない中小型株には、今のコロナ相場は厳しい状況かもしれません。

5位を追加しようと思ったのですが、4位との金額差が大きいのと、5位から9位が団子状態なので主力銘柄上位は4位までとしておきます。

 

コロナの終息が数年かかるとして、それ以上の長期保有を考えているこの4銘柄については、それほど気にする必要は無いかなとお気楽に考えてます。

コメント