NTTドコモは3,900円でTOBされ、NTTの完全子会社に

日本電信電話(NTT:9432)によるNTTドコモ(9437)のTOBによる完全子会社化が発表されました。

  • TOB:Take-Over Bidの略「株式公開買付」

総裁候補として菅首相が有力になり、通信株が下落してきた9/2に2,903円で100株購入。その後さらに下げましたが、結局買い増しをすることなくTOBで終了となりそうです。

購入時コメント

2020年9月4日週の投資成績_次期首相は菅さんで決まり?
2020年9月4日までの投資成績です(2014年1月から)。 先週比 0.61% 年初比 -6.18% 安倍首相辞任を受けて始まった波乱の週でしたが、菅官房長官が総裁選に立候補するということで、事実上次期総裁決定という感じになり、比較的落ち...

新規購入記事を書くことなく終了です。

 

TOB内容詳細

  • 買付価格:3,900円
  • 買付期間:9月30日(水)~11月16日(月)
  • 公開買付代理人:三菱UFJモルガン・スタンレー証券会社
  • 決済の開始日:11月24日(火)

昨日の終値が2,775円、今日は朝から憶測ニュースで結局ストップ高の3,213円、明日以降は3,900円に寄っていくはずです。

ストップ高の値幅が+438円と非常に中途半端な値になってますが、配当落ち分62円を含んでの値幅になるようです。ちょっと珍しいケースかも。

 

元々、NTTが66%もの株を持っているので、TOB不成立なんてことはまず考えられません。そうなると、TOBに申し込むか市場で売却するかですが、三菱UFJモルガン・スタンレー証券会社の口座は持ってないので、手っ取り早く市場で売るほうがいいです。多少価格は下がるけど、新しく口座を作る手間と、11月下旬まで資金回収できないことを考えたら、市場売却1択かと・・・。

ちなみに放置した場合、今回は上場廃止が予定されていて最終的には強制買取になります。処理開始は公開買い付け以降なので、それだけ資金回収が遅くなるだけでお勧めしません。決まったものはどうしようもないので、さっさと資金回収して別の投資先を探した方がいいです。

1ヶ月のお付き合いで10万円近い利益になったので良しとします。

 

今後の流れはTOBもMBOも大差ないので、オーデリックMBO記事を参考にどーぞ。

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