保有銘柄数を減らそうと思いながら新規購入です。しかもまた不動産業。景気動向に左右されやすいため、新型コロナウイルス、オリンピック後問題、人口減少問題などで先行き不透明な中、割安放置されている銘柄が多い気がします。
今から思えば9月の優待クロスをした時に買っておけよという感じですが、中間報告が来て初めて何の会社か知ったので仕方ありません。
日本商業開発(東証1部:3252)
企業情報
「スーパーなどテナントの商業施設建設を前提に底地取得、売却益狙う。私募REIT運用も」
底地活用という点ではサンセイランディック(3277)と共通点がありそうです。普通の不動産業とはちょっと違うイメージ。
日本商業開発の優待条件と内容
- 権利確定月:6月末、12月末
- 最低必要株数:300株
- 株価:1,708円(12/8)
- 優待内容:ジェフグルメカード
グルメカードの金額
- 300株以上:3,000円
- 700株以上:6,000円
300株保有の場合、50万円ほど必要で年間6,000円のグルメカードなので、優待利回りとしては1.2%弱。
2020年9月末権利確定の株主優待が送られてきました。今回は優待クロスでの取得です。
「地主」圧力が凄いです。「地主」マーク入りのオリジナル・ジェフグルメカードです。
下の中間報告書だけで見るとこんな感じ。
「地主」(JINUSHIビジネス)の中に一つだけ、「地主」(JINUSHIリート)が混ぜてあります。
会社の公式HPでも「地主」圧力がすごいです。
決算日の12月末への変更により、株主優待時期も6月末と12月末に変更となりました。よって、今年は9月末に権利確定したばかりなのに、今月末にも権利確定日があります。
指標から見た日本商業開発
2020/12/8の株価で計算した各指標です。
- 株価:1,708円
- PER:—倍
- PBR:1.29倍
- 予想配当利回り:3.3%(過去実績)
決算日変更で9ヶ月決算になっているので比較ができません。
今出ている予想だと下記になります。
9ヶ月なので3/4として見ると非常に低く見えますが、事業内容的に1-3月に集中する傾向があるので、過去の四半期決算も見ないとこれだけでは何とも言えません。
21年12月期の予想待ちです。
決算期変更も、第1四半期に利益を計上してしまい、それ以降の業績見通しを立てやすくするためとのことです。
先々で気になるかもしれないのでBSとPLを記録しておきます。
貸借対照表:BS(GMOクリック証券より)
貸借対照表:PL(GMOクリック証券より)
購入理由まとめ
中間報告書の「地主」圧力に負けたためです。
- 業績は伸びている
- 株価は低迷(過去5年)
- 年2回のジェフグルメカード優待
ヒューリックとほぼ同じですが、景気の先行きなど不透明要素は多いにしても、もう少し評価されても良いような気がします。
株主優待としてお試し300株購入です。50万円単位くらいになる銘柄をポンポンと増やす方針に合致したのが最大の購入理由かも。
ちなみにジェフグルメカードは、クオカードほどではないですが使い切れてないので、優待としての魅力はそれほど感じてません。
ここのところ不動産業を買い過ぎているので、時期を見て整理していくつもりです。上位保有の「サンセイランディック」「サンネクスタグループ」を減らす予定。
コメント
今回もクロスしておきましたが、たしかに「地主」「地主」とうるさいですねー^^;。
不動産関係の銘柄はPFには少ないです。ジェイ・エス・ビーぐらいか。
なんでかな、REITを相応に持っているのと、小さいアパートがあるからでしょうか。どうも株式の銘柄としては指標的には割安感が高いものが多いようには思うのですが、食指が伸びません。
グルメカードでまで「地主」を強調したオリジナルってのが凄いですね。
私も以前はREITを買ってたのですが、2007年までに全て撤退しました。
配当で着実に利益は出てたようですが、興味が持てなかったんでしょうね。
大家業まではなかなか手が出ません。