2023年11月10日週の投資成績:村上開明堂でYH更新+縦軸変更

2023年11月10日までの投資成績です(2014年1月から)。

  • 先週比 5.59%
  • 年初比 29.55%

村上開明堂(7292)の上昇でYH更新、グラフ縦軸も変更となりました。週5%以上の上昇はコロナショック後の上昇以来。縦軸の刻みを20%にして9月はあと一歩で跳ね返されたけど今回は楽々クリア。

特に木曜日は場中にIR発表したメタルアートと藤倉コンポジットも加わってお祭り状態でした。

  • 村上開明堂(7292)+15.32%
  • メタルアート(5644)+9.33%
  • 新晃工業(6458)+11.64%
  • シミックHD(2309)+23.81% S高
  • 藤倉コンポジット(5121)+12.24%

70数銘柄保有でこれだけ当たれば盆と正月とクリスマスと誕生日が一度に来たくらいの大当たりです。

今週の売買

  • 売却:シミックホールディングス(MBO)、イボキン(一部)
  • 購入:ウェルネット(新規)、クレオ、村上開明堂

シミックホールディングス(2309)

MBOが発表され、水木と2日連続のストップ高、金曜日にMBO価格近くまで上昇したので売却しました。日興に口座が無くて応募できないので、数円の差で粘るよりはさっさと売却して資金回収したほうが効率的です。

MBOの詳細はこちら

シミックHD(2309)MBOで上場廃止へ・・・
3月決算銘柄の中間決算発表が続く中、株主優待銘柄として保有しているシミックホールディングス(2309:東証プライム)からMBO実施のIRが出ました。 記録として残しておきます。 初回購入時のメモ(2020年6月) MBOって何?というかたは...

30万円ほどの利益で終了。200株は今年8月に買い増しして下げていたので20万円はタナボタ利益です。

イボキン(5699)

先週に引き続き一部売却。一連の売却で100万円未満になり完全にその他大勢銘柄扱いです。残りは継続保有予定。

ウェルネット(2428)

お試し新規購入。東証S上場の決済代行会社です。ダイヤモンドザイの最新号で「配当原資たっぷりのお金持ち企業株」として紹介されていた会社。時価総額110億円ほどなのに現金等が140億円ってなってて、ちょっと意味わかんない状態。もう少し調べて気に入れば増やすかも。

そういえば、あるネット決済をしたらウェルネットって出てきて「おーこういうのに登場するのか」となりました。買ってなかったら何も思わずにスルーしたのだろうけど、実際に利用しているサービスとつながるとちょっと嬉しいですね。

クレオ(9698)

イボキンが主力銘柄から去って主力銘柄最下位になったけど、相変わらず横ばいでじれったい値動きをしているので買い増し。もっとも指値が刺さらず100株しか増えず。ここは配当をもらいながらアマノ(6436)がどうにかしてくれるのを根気強く待っている感じ。

村上開明堂(7292)

買い増しだけど今週買ったわけではなく、8月に信用買いしていた分の現引き。

村上開明堂は水曜日に中間決算発表でした。1Q結果やトヨタなどの中間決算結果から予想されたように好決算。上方修正を発表。合わせて50円+50円の年間100円から、70円+70円の年間140円への大幅増配を発表。また、一昨年からの自社株買い分100万株の自己株式消却を発表。

これだけで木曜日は+15.32%の大幅高となりました。金曜日は一旦下落したものの、そこから再上昇して+3.39%。2日で2割ほどの急騰。

元々これ以上下落余地がないほどの割安状態ということもあり、何かあれば上がるしかないということで7月から信用買いを少しずつ積み上げていたので大きな利益となりました。

正直なところ大幅高になったとはいえ異常な割安が超割安に変わったくらいと思ってます。PBR1倍問題への回答が今回もなかったので、ある程度上昇した後は期末までじれったい展開になるのではないでしょうか。再度買い増す機会はあると予想して、10月に積み増した信用買い分くらいの株数を決済。利食い千人力で利益確保です。

その結果、現金余力が10%を超えてきました。何か買うものがないか探したもののピンとくる銘柄も無く、仕方ないので村上開明堂を少し現引きして現金余力消費しました。

という村上開明堂の買い増しです。

元々主力銘柄のトップだったのですが、今回の上昇と現引きでさらに2位以下を引き離してしまいました。

残りの信用買い分はさらに上昇するなら少しずつ決済、下落するならそのままキープで場合によっては追加買いします。年間140円の増配で株価が上昇したとはいえ、配当利回り3.53%、配当性向28%程度、PRE 8.04倍、PBR 0.58倍なので、PBR1倍問題への対応次第ではもう一段高があると期待してます。

 

という感じで村上開明堂に浮かれている間に新晃工業とかメタルアートとか急騰してたけど、そちらの方はほとんど発表内容を確認できてません。

 

今回の中間決算ラッシュはPBR1倍問題の影響か衝撃的なIRが多いですね。ベネッセもMBOで上場廃止になるようです。他もみずほリース、ゲオなどの優待廃止も多いし、逆に優待新設もチラホラあったり。あとは増配が非常に多い感じ。

株価がどう反応するかは単純ではないけど、9月末分の後出し増配は確実な年内の収入増になるので嬉しいです。

コメント

  1. 伏見の光 より:

    単週で、しかもバリュー系でこのパフォーマンスはすばらしい!。

    いいなー。こちら、相変わらず昨年末比で10%未満という寂しい状況です。

    • すぎじゅん より:

      現物の2割くらいまでとはいえ信用でレバレッジかけたのが大きかったです。
      村上開明堂は放置されすぎで待っていればいつか上がるという忍耐力勝負と思っていたら意外と早く上げてくれました。

      今回の決算を見てると利益が出ているところはどんどん増配してくるので好業績バリュー系は強い感じですね。