2023年9月8日までの投資成績です（2014年1月から）。
- 先週比 1.27%
- 年初比 23.29%
毎度のことならが日経平均マイナス週は強いです。続伸でＹＨ更新。ただ木金とマイナスだったので週末のテンション的にはイマイチ。そんな感じだったのですが、金曜日の相場終了後、ノーリツ鋼機からＩＲが１件出ました。それについては後述します。
今週は特別大きく上昇した銘柄は無いものの、主力銘柄で保有している村上開明堂（7292）、愛知電機（6623）、ノーリツ鋼機（7744）、メタルアート（5644）あたりが全体的に上昇した感じです。
為替が147円台の円安になって、中小型のバリュー系製造業に上昇の順番が来た感じ？
他に保有銘柄で目立った動きをしたのが元主力銘柄のアスカネット（2438）。１Ｑ決算を受けて10%近く下落。ここは１Ｑはいつもイマイチだけど許してもらえなかった。保有株数的には一か八か宝くじ銘柄扱いまで減らしているので全体への影響は軽微です。
今週の売買
- 売却：なし
- 購入：翻訳センター
翻訳センター（2483）
保有銘柄を減らしたいと言いながらまたしてもマイナー銘柄に手を出してしまいました。社名の通り翻訳会社です。コロナ直撃の業績低迷から復活にもかかわらず株価はコロナ前水準以下。生成AIとか出てきて翻訳業務って必要なくなるのではという懸念があるのかもしれません。10年後はわからないけど、数年レベルで見ると業務効率化への好影響の方が大きいと考え新規購入。
翻訳業務も専門分野ではまだ必要だろうし、サブスクもあるので安定高収益を期待。
- PER：8.71倍
- PBR：1.08倍
- 配当利回り：2.74%
- ROE：12.75%
- ROE：9.36%
- 有利子負債：0
- 現金等：39億
- 時価総額：54.9億
出来高が少なすぎて100株買うだけでも指値でなかなか約定しないようなマイナー銘柄。取りあえずのお試し買いです。
ノーリツ鋼機（7744）
オムロン（6645）がＪＭＤＣ（4483）をTOBで子会社化すると発表。ノーリツ鋼機は今でも14%ほど保有していて今回のTOBに全応募することで契約済み。5700円で全部売れると504億円。買い付け予定数の下限に満たない可能性は低そう。ただ上限数を超えて売れ残りが出ることはあるかも。
ということで、ただでさえ時価総額よりも多い現金保有があるところに、500億円（実際には税金で持っていかれるのでもう少し少ない）が加わりそう。
夜間PTSはプラス評価されて200円程上昇。ただ微妙なのは、ノーリツ鋼機はIFRS（国際会計基準）を適用しているので、バランスシート上では既に時価評価されてます。なので見た目上、有価証券から現金にかわるだけで指標的に大きな変化にならない。
プレミアム付きで買ってもらえるのはプラス。特別利益で税金をがっぽり支払うのはマイナス。巨大なJMDC株評価額が消えてバランスシートが安定するのはプラス。将来性のあるJMDC保有が無くなるのはマイナス。
まぁどう評価していいか意味不明な状態だったのが少しだけスッキリするのはプラスでしょう。今回も特別配当を出してくれるのかとか、時価総額以上に膨れ上がっている現金をどうするのかとか、引き続き楽しめそうです。
それにしても信用買いの決済は早すぎた。現物分は今後の展開も期待してガッチリキープします。
コメント