2023年12月22日までの投資成績です（2014年1月から）。
- 先週比 0.89%
- 年初比 31.61%
今週の話題は何といってもダイハツの不正問題です。全車種出荷停止は前代未聞。影響が大きすぎます。この問題が直撃したのが主力銘柄下位で保有しているメタルアート（5644）。二日連続で10%以上下落となりました。詳細は今週の売買に書きます。
ただ騰落率を見ると、ダイハツショックのメタルアート暴落で株ツライって言ってたのにプラスじゃないか！株ツライ詐欺か？という感じです。主力銘柄と言っても５％未満なので他のプラス銘柄に救われました。分散させすぎるとパフォーマンスが平凡になるけど、やはり分散は大事ですね。
今年もあと１週間なのに、ここにきて大荒れです。
今週の売買
- 売却：メタルアート（主力銘柄陥落）、村上開明堂（少し）
- 購入：クレオ、フルヤ金属、湖北工業、M&Aキャピタルパートナー
メタルアート（5644）
水曜日、ウエル活から帰ってメタルアートの急落を発見。何だろうと思ったらダイハツ全車種出荷停止見込みで会見があるというニュース。先行きが見えないので300株だけ残して売却。その日の安値付近での売却となり早まったか？と思ってたけど、夕方からの記者会見の内容が想像以上に酷かった。結局、次の日も10%以上の暴落。朝一で100株を追加売却。
金曜日は反発して少し戻しそうだったけど、不安定な値動き。安めに出しておいた買い指値が引っかかって100株買い戻して再び300株保有となりました。
メタルアートとダイハツの関係はこんな感じ。
- 筆頭株主：ダイハツ 32.8%
- 納入先：ダイハツ３割
ダイハツの依存度は確かに高いけど３割だし、そもそもメタルアートは指標的に激安で多少業績の低下があっても耐えられる体力もある。ダイハツが出荷停止による損失を補償すると言っている。下方修正となる可能性は高いけど、これ以上の下落は限定的な気がします。ただし、先行きが不透明過ぎて本格的な買い戻しは躊躇します。
主力銘柄から陥落したけど、投資額は回収済みなので恩株としてその他大勢銘柄と一緒に継続保有方針。滋賀銘柄なので。
影響度合いで言えばメタルアートよりも竜王町の方が大きいかも。税収で頼り切ってるし、従業員５０００人で住んでいる人も多いだろうし。ダイハツ税収頼みで市町村合併に加わらなかったけどダイハツリスク発現。
村上開明堂（7292）
デンソーにダイハツとトヨタ系の問題が連発し、自動車業界どうよって気持ちになったので自動車部品会社の比率を少し落としました。
ここは中間決算急騰後に横ばいで推移してたのが今週は4000円越えで高値更新。メタルアート下落分の穴埋めとして決算チャレンジから残していた信用買いを全決済して益出し。さらに現物保有分を少し売りました。今年はこれ以上税金を払いたくないので来年の益出しに取っておこうと思ってたのに・・・。
少し減らしたとはいえ、主力銘柄トップの座は変わらず。
クレオ（9698）
メタルアート売却、主力銘柄陥落でキャッシュ割合が増えたのと、主力銘柄の割合が下がったので主力銘柄最下位のクレオを少し追加。そしたら50周年記念配当10円追加が発表されて金曜日に10%高。これは完全にラッキーパンチ。
ここから先が新規購入３銘柄。メタルアートと村上開明堂の売却でキャッシュ比率が高まったので、ウォッチ銘柄の中からチャチャっと選んで購入しました。全部初購入銘柄。
フルヤ金属（7826）
イリジウム、ルテニウムなど、貴金属系の金属加工に強みを持つ会社。元素系企業は好きなので買ってみました。仕事してた頃に白金の改鋳を依頼していたような気がする。筆頭株主は田中貴金属工業（非上場）で19.4%保有。
湖北工業（6524）
滋賀銘柄。アルミ電解コンのリード端子や海底ケーブル用光通信部品を製造。2021年に上場したばかり。上場から間もない滋賀銘柄と言えば、下落途中で買って今も含み損になっているオーケーエム（6229）が思い出されます。ここも現状何とも言えません。
ちなみにこの２社はどちらも経済産業省が選定した2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」に選ばれているマニア好みの銘柄です。
M&Aキャピタルパートナー（6080）
社名の通りM&A仲介会社。前に気になった時に5000円超えてて高すぎて買えないなぁとなってたけど、昨日見たら2500円も割ってて、この水準なら買ってもいいかと購入。ただなぜここまで下げてきたのかとかは理解してないので、ここが底か？って言われると、うーんと思ってしまう。
これだけ買い増ししても全体で見ると売り越し。キャッシュ比率も今年最高水準になっているので四季報チェックをしながら追加購入先を検討します。その一方で銘柄数が増えたので売却候補も探します。
今年もあと１週間。贅沢を言えばYH更新してほしい。
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