会社四季報2019年秋号が発売となりました。ネット証券の四季報内容も早速更新されているので主要銘柄について内容を確認。
今回も自分への備忘録代わりに記録しておきます。四季報で四半期ごとに定点観察することで、過去の振り返りと今後の見通しの再構築をします。
評価額上位5社のその1はこちら
評価額上位5社が夏号と同じ顔ぶれなのに対して、下位はいくつか入れ替わっています。
会社四季報2019年秋号 備忘録その2
カッコ内は四季報コメントを更にギュッと省略したものです。自分に都合の良いコメントを残しているかもしれません。
前回から「日本フェンオール」と「ユニバーサル園芸社」が消えて、「エスケーエレクトロニクス」と「テイカ」が加わりました。村田製作所は元々主力銘柄扱いするほど持ってなかったので、貯株扱いに変更になっただけです。
日本社宅サービス(8945:東証1部)
- 1,063円(2019/9/20)
- PER:14.26倍
- PBR:1.58倍
『 【増配】社宅管理代行は着実に増加。最高益続き増配。【持株会社化】20年7月1日に持株会社に移行。』
3ヶ月前が838円だったので大幅に上昇しました。5月に700円台で600株買い増しをしてましたが、東証1部指定替えなどで上昇したので1000円前後で600株売ってます。
引き続き成長が期待できるので安心して継続保有。株価水準的には妥当なところだと思うので、基本的には現状維持、異常高があれば売るし、大きく下げるようなら買い増し。
リスクモンスター(3768:東証2部)
- 1,438円(2019/9/20)
- PER:18.31倍
- PBR:1.23倍
『 【順調】営業増益続く。増配。【反社対策】上場希望企業に反社や与信管理チェック体制構築支援。』
この3ヶ月間、一切売買なしでした。以下、前回のコピペ。
着実に成長しているので長期で持つ分には何の問題も無いですが、外食や小売りのように一気に人気化して売り上げが増えるような業種では無いので、面白みには欠けるかも。
大きく下げることがあれば買い増しも。
現有分はよほどのことが無い限りキープ。
エスケーエレクトロニクス(6677:JASDAQ)
- 1,884円(2019/9/20)
- PER:4.31倍
- PBR:0.87倍
『 【小反落】20年9月期は大型パネル向けが数量続伸。が、償却負担が急膨張。営業益小反落。
【丸抱え】台湾の大型フォトマスク生産子会社を9月完全子会社化。』
謎過ぎるPER4.31倍。
確かに過去10年で2回の赤字があるなど業績の振れ幅は大きめ、来期減益などの不安材料もあるけど、財務もいいしここまで安値にされる理由がわかりません。
増えてきたとはいえ低い配当性向や、株主優待の設定が無い点など、株主還元を重視してない感じが嫌気されるのでしょうか?
そうであれば、何かニュースが出ればきっと株価にプラスになるニュースとなります。そのいつかを待つ我慢の投資先です。年末に株主総会があるので様子を見に行ってきますか。
愛知電機(6623:名証1部)
- 2,760円(2019/9/20)
- PER:11.91倍
- PBR:0.50倍
『【下振れ】前号比で営業減益幅拡大。持分益縮小。
【子会社】グループ内モーター事業統合で効率化。』
名証単独上場の万年割安放置株です。
今回も四季報コメントは散々ですが、それでもそれなりの利益は確保しており、PBRも0.5倍ということで、株価の方は3ヶ月前よりやや高です。
配当もそこそこあるので年3%利回りの定期預金程度の気持ちで持っていますが、面白みのある銘柄では無いです。配当性向も高く、株主優待も設定済みということで、あとは東証に行くぐらいしかポジティブニュースは無さそうですが、それも証券取引所再編でもない限り無いかな。
テイカ(4027:東証1部)
- 1,965円(2019/9/20)
- PER:10.27倍
- PBR:1.83倍
『【上向く】世界的な紫外線対策ニーズの盛り上がり受け、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛はUVカット化粧品向けに繁忙続く。
【着々】20年末完成へ岡山工場で機能性微粒子工場を増設中。さらに・・・。』
主力銘柄に入りたてのほやほやです。
酸化チタン(TiO2、チタニア)という言葉に惹かれて買ってみました。化粧品に強いのは今後も安定した伸びが期待できます。
大阪本社なので上手く日程が合えば株主総会にも出られるかも。
その2まとめ
- 日本社宅サービス:現状維持
- リスクモンスター:現状維持
- エスケーエレクトロニクス:我慢
- 愛知電機:弱気
- テイカ:様子見
テイカは買い始めたばかりなので金額的には少ないです。もう少し買い増しをするかもしれません。他は取りあえずしばらくは様子見でしょうか。
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