ここのところ3月に優待クロスした銘柄の中から新規購入が続いています。優待クロスの目的の一つが新規銘柄の発掘なので狙い通りです。
ただし、キャピタルゲインも狙いつつの株主優待銘柄扱いでの最低単位保有だったりするので、購入理由はいい加減なものです。主力銘柄にしようってほどでは無いです。
そして今回新規購入したのは『第一稀元素化学工業(4082)』です。クロス時点で気になってました・・・社名が。
第一稀元素化学工業(4082:東証1部)
企業情報
特色「 自動車排ガス浄化触媒、電材向けジルコニウム化合物の首位メーカー。燃料電池用途開発に注力」
自動車関連がコロナ直撃を受けてぼろぼろにやられていることもあって、ここも今のところコロナショックからは半戻しくらいです。
第一稀元素化学工業の優待条件と内容
- 権利確定月:3月末
- 最低必要株数:100株
- 株価:790円(6/30)
- 優待内容:クオカード 2,000円
優待クオカードだけで利回りが2.5%ほどあります。ちなみに3月に優待クロスした時の株価は628円だったので、その時は3%を超えていたことになります。
ハッキリ言って、優待改悪リスクの高い銘柄です。
ただ改悪されても長期保有条件が付くくらいで、廃止になったりはしないだろうと軽く見てます。
指標から見た第一稀元素化学工業
2020/6/30の株価790円で計算した第一稀元素化学工業の各指標です。
- 株価:790円
- PER:19.2倍(四季報予想)
- PBR:0.66倍
- 予想配当利回り:2.53%(四季報予想)
2019年3月期だと余裕でPER 10倍以下で割安感がありましたが、2020年実績でPER 8.2倍、2021年予想は更に利益半減以下と厳しい状況です。
更に四季報を見ると2022年予想もそれほど回復していません。
とはいえ赤字に陥ったりという予想にはなってないので何とかなるでしょう。
購入理由まとめ
ここまで見て、それで決定的な購入理由は何やねん?ってなりますよね。
自分でもそう思います。
ここ最近の購入理由なんてロクなもんじゃないですからね。
松風なんて京都の株主総会行きたいとか、もうすぐ100周年とか・・・。
第一稀元素化学工業の購入理由は、その社名です。
稀元素ってのは、まぁ一般的には希元素って書くと思いますが、読んで字のごとく「まれな元素」という意味です。定義があいまいな言葉ですが、第一稀元素化学工業が扱うジルコニウムは希元素に含まれます。
ジルコニウム(Zr)には在職中に色々と苦労を掛けられた思い出があります。でも測定は意外と簡単な良いやつです。好きか嫌いかで言えば好きな方かな。
希元素に限らず、8割方の元素には何かしらの思い入れがあります。そのため、こういう元素を連想させる社名に反応してしまいます。
ちなみに、チタン(Ti)がらみで購入して比較的短期間で手放してしまったテイカ(4027)という前例が有るので、ここも長期で持っていられるかはわかりません。ただ100株保有で10万以下だし優待もあるので、1年に1回思い出すくらいで保有できる気がします。
それはそうと、今年の夏は夜空で色々な元素が光ることが無さそうで残念です。
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