コロナショック間接被害銘柄『日本信号』を新規購入

アメリカ大統領選挙が大接戦となる中、大統領選挙の不透明感や新型コロナウイルスの感染再拡大で株価が下げたのも一瞬、いつの間にやら年初来高値水準となり、完全にコロナショックが無かったものになっている株式市場です。

そんな中、『日本信号(東証1部:6741)』を新規購入しました。

株主優待制度は無いので優待銘柄ではないですが、株数的には少しなので主力銘柄ではなく貯株銘柄扱いです。

日本信号(東証1部:6741)

企業情報

特色「 鉄道、道路信号に強い3大信号会社のトップ。ホームドアや駐車場機器も展開。業績下期偏重」

名前の通り、鉄道や道路の信号機を作っている会社です。またそれに関連して、自動改札機、駅のホームドア、駐車場関連機器、セキュリティゲートなどを開発・製造しています。

また最近は、信号と連動しての自動運転の実験なども他社と共同で行っているようです。

日本信号の優待条件と内容

日本信号は、残念ながら株主優待制度を導入していません。

導入するとしたら、「道路信号模型」とか、「持っているだけで信号が優先的に青に変わる発信機」とか、「駐車場をタダですり抜けらえるカード」とかでどうでしょう?

指標から見た日本信号

2020/11/5の株価で計算した各指標です。

  • 株価:918円
  • PER:20.45倍
  • PBR:0.72倍
  • 予想配当利回り:2.83%

1年間の株価チャート

ここ1年の株価推移を見ると今が最悪。現在、コロナショック後の安値を突き抜ける勢いで下落中。

主要取引先である鉄道各社がコロナショックで大赤字になる中、新規設備投資が控えられ、業績が悪化するという懸念があると思います。駐車場用のパーキングメーターもダメ、海外も不透明な状況。

とはいえ、コロナショックの影響を見越して8月に出してきた2021年3月の業績予想では、大幅な売上高の減少はあるものの利益は半減程度での黒字予想です。

いくら何でもちょっと売られ過ぎじゃね???

と思い、新規購入しました。

10年間の株価チャート

10年チャートを見る限り、現在の業績予想から大幅に悪化することが無ければ、現行水準を大きく割り込む可能性は低いと思います。

日本信号は以前から気になっていて、何回か購入候補でチェックしたことがあったのですが、1,400円を超える水準だとちょっと買いにくいなぁと思って、購入候補でキープしてました。

チャートを重視する人的には、反転がしっかりと確認されてからの購入が確実なのかもしれませんが、私の場合、そこまでチャートを気にしないので下げ途中で突っ込みます。

そのため購入直後は続落してしまうことも多く、今回も購入からは少し下げてます。ただし、長期で見れば誤差範囲だと思います。

購入理由まとめ

コロナショックによる設備投資抑制の影響はあると思いますが、一方で、こういう時だからこそ新規システムへの投資需要も期待したい。また、鉄道信号はダメでも、道路信号は大きな影響を受けないと思います。

駅のホームドアは、主要駅での設置は進んでいるようですが、地方ではまだまだです。設備投資が抑制される中でも安全投資は削れないでしょう。

自動運転システム関連企業でもあり、コロナショックの影響がどうなろうとも将来的に堅調な利益が期待できる会社だと思います。

まとめ

  • コロナショック間接被害が大きい
  • 財務良好、株価低迷中・割安水準
  • ここからの下落は限定的
  • コロナショックでも黒字予想
  • 将来的にも期待できる

1銘柄50万円を目途に分散中なので、とりあえず500株購入。

 

直近で大きく動くとしたら、11月10日発表予定の中間決算後です。

ここのところコロナショック時に出した控えめな業績予想を上方修正する会社が増えてます。一方でコロナ直撃銘柄はズタボロな赤字予想が出てくるし、さてここはどうなるか?

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