レシップホールディングス(7213:東証1部・名証1部)から2020年9月末権利確定分の株主優待が到着しました(2020/11/25)。
2019年の6月に株主優待銘柄として新規購入したものの、その後に1年以上の継続保有条件を付けられてしまい2019年はもらえず。
1年半越しで、今回が初取得です。
レシップHD(7213:東証1部)
企業情報
特色「バス・鉄道・自動車用の電装機器が主力。LED電源、充電器も。子会社で電子機器製造受託業」
主要顧客であるバス会社が新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受け、新規投資が抑制されたこともあり業績は散々です。
2021年3月期は赤字転落予想となっています。
レシップHDの優待条件と内容
- 権利確定月:9月末
- 最低必要株数:200株
- 株価:548円(11/25)
- 優待内容:岐阜県特産品(2,000円相当)
- 継続保有条件:1年以上
- 長期保有優遇:3年以上継続で2,800円相当
優待内容
- 富有柿
- 明宝ハムセット
選択肢はこの2つのみ。本社のある岐阜県の特産品です。
2020年9月権利確定分
明宝ハムセットをもらい、同じ岐阜本社の電算システムからもらっている明方ハムセットと比較しようかと思ったのですが、柿の方がいいと言われたので富有柿にしました。
柿が14個入ってました。今の含み損で計算すると1個 3000円くらいの柿です。
届いてすぐに食べてみましたが、しっかりとした歯ごたえと甘みがあって美味しい柿でした。熟して柔らかくなった状態より、カチコチな状態が好きです。
電算システムの明方ハムはこちら

指標から見たレシップHD
2020/11/25の株価で計算したレシップHDの各指標です。
- 株価:548円(11/25)
- PER:-倍
- PBR:1.53倍
- 予想配当利回り:0.91%(減配予想)
指標的にはフェアバリュー水準です。
首都圏のICカードリーダ更新需要がピークアウトして、売り上げが落ちたタイミングに合わせてコロナショックとなり追い打ちをかけられた状態です。
元々上期は利益が出にくい体質に加え、年によっての業績の振れ幅が大きい会社です。2021年3月にどこまで盛り返せるのかは全く読めません。ただし、現在の赤字予想は11月に発表したもので、コロナ最悪期に予想したものではありません。そう考えると、過度な期待はできなさそうです。
株主優待については、何もIRが出てないので継続されると期待したいです。
レシップHDどうしよう
購入時にも懸念していたのですが、株価に割安感はありません。業績も不安定です。

キャッシュレス化が進んで、今まで未対応だった地方のバス会社に設備導入が進む可能性はありますが、バス会社の業績悪化状況を考えると設備投資できるんか?という疑問も生じます。
レシップHDは、株主優待につられて購入すると失敗してしまうという典型例になりました。銘柄数を減らしたいというのもあるので売却しようと思います。1年半かけての初取得優待でしたが、最初で最後になりそうです。
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