ムロコーポレーション銘柄評価:2021年3月期株主優待到着

主力銘柄下位で保有している『ムロコーポレーション(7264:JQS)』から2020年3月期の株主優待が到着しました。

権利確定が2020年3月末、案内が6月、優待到着は10月7日でした。

ムロコーポレーション(7264:JASDAQ)

ムロコーポレーションについて

【特色】「精密プレスメーカー。自動車用駆動部品が主。商用車、2輪向けも。金型から一貫生産が特徴」

万年割安株の宝庫である自動車部品銘柄です。

自動車部品関連の保有銘柄は、主力上位の村上開明堂(7292)、優待銘柄として保有のテイ・エス テック(7313)、ニチリン(5184)、ジーテクト(5970)、メタルアート(5644)を保有。

昨年比だとニッタ売却、メタルアート購入してます。

ムロコーポレーションの優待内容

  • 権利確定月:3月末
  • 最低必要株数:100株
  • 株価:1,251円(10/18場中)

株主優待内容

  • 100株:500円分の金券
  • 500株:お米5kg または 1,000円分の金券
  • 1000株:柑橘類皮むき機「チョイむき smart」一台、または お米10kg、または 3,000円分の金券
  • 金券は、クオカードかAmazonギフトカードから選択

今年から金券としてAmazonギフトカードが選択できるようになりました。

我が家は、1000株以上+1000株の2名義現物保有なので、今年はクオカードとAmazonギフトカードを1つずつ選択。

ムロコーポレーション株主優待

2019年までは主力銘柄ではなく、2019年は500株保有でお米5kgを選択しました。

ムロコーポレーションの株主優待が到着(2019年3月分)
株主優待銘柄として保有しているムロコーポレーション(7264:JASDAQ)から株主優待が到着しました。 権利確定が2019年3月末で、優待到着が10月16日という気の長い優待となってます(選択肢によってはもう少し早いかも、米だから新米でき...

1000株以上だと10kgになるので、コスパ的にはお米が一番いいのですが、我が家は基本的に無洗米なので、通常のお米は選択しないようにしています。特に10月到着となると他の銘柄とも被るので、2名義とも金券としました。

柑橘類皮むき機「チョイむき smart」は自社製品で、普通に買うと5000円くらいするので、果物をよく食べる人は選択してもいいです。柑橘類となってますが、リンゴやキウイまで剥けます。ただ、1度に何個も剥かない場合は、準備と片づけの手間があるので、我が家はパス。手間を無視すれば、これをもらって売る方が金券よりお得かも。

ムロコーポレーションの評価

定量的評価

  • 株価:1,251円(10/18)
  • PER:6.96倍
  • PBR:0.41倍
  • ROE:5.64%
  • ROA:3.85%
  • 予想配当利回り:3.52%
  • 1株配当:44円
  • 時価総額:82億
  • 負債:実質無借金

※数値については、予想や実績いろいろあるので参考程度に見てください。

会社評価

  • 本社:栃木県宇都宮市
  • 設立:1958年4月26日
  • 上場:1997年8月29日
  • 自動車部品(超精密プレス技術)
  • 自動車メーカー11社と取引
  • 非自動車を強化
  • 樹脂部品会社(イガリHD)を子会社化

コロナショックの影響で業績は落ちてますが、黒字は維持してます。財務もいいのでコロナの影響が落ち着けば通常状態に戻りそうです。

自動車部品の取引先は、特定メーカーへの依存はありません。

懸念材料として、エンジン部品などが多いので、電動化で先細りになる可能性があります。それを見込んでの樹脂部品会社の子会社化と、非自動車関連を強化中です。

自動車部品銘柄は、万年割安な一方、大崩れしないので、銘柄選択と購入タイミングさえ間違わなければ安定した利回りが見込めます。一方で、数年の間に株価が数倍という大きなキャピタルゲインは見込めません。

ムロコーポレーション211018_10年チャート

10年チャート。コロナショック前から少し低迷してました。

今の株価であれば、安定利回り優待銘柄として見ると魅力的です。

ムロコーポレーションどうしよう

自動車の電動化など先行きの懸念はあるものの、現状はしっかりと黒字を出せており、指標的にも異常に安い状態なので完全売却は考えてません。

ただ、事業内容からの成長性を考えると、当面は万年割安株だろうなという感じが強く、優待マックスの1000株保有で十分かなという気がしてます。

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