2022年10月20日、13年ぶりにFX取引を再開しました。過去に休止した経緯と再開後10日ほど経っての記録。その他思うところのメモです。
過去のFX取引
記憶はハッキリしないけど記録によると、2003年8月に始めました。結婚するちょっと前、始めたきっかけは覚えてないけど、たぶんFX取引が個人でも簡単にできるようになって騒がれだしたころ。
仕事はそこそこ忙しかったのでトレードは殆どせずにスワップ狙いでした。当時も日本は低金利で外貨の方が利回り高かったので。豪ドル、NZドルとかを買ってたような。トレードは中長期での利確をたまにするだけ。
開始後、多少上下しながらも順調に増加。残高の推移がこちら。
- 1年:25万円
- 2年:55万円
- 3年:66万円
- 4年:165万円
- 5年:204万円
- 5年1ヶ月:リーマンショック(2008年9月)
- 5年3ヶ月:22万円
初期投入額はどこかで回収したと思うので、残高=収益となります。
5年目の2008年8月がピーク。その後リーマンショック発生。3ヶ月後には22万円に。口座残高しかつけて無いのでハッキリしないけど、入出金はしてないと思うので、一気に円高になったんでしょう。
最終的にマイナスまでならないところで2019年に全て精算して撤退。5年間はなんだったんだとなり、FXは封印されたのでした。
2022年10月20日 FX再開
そして13年ぶりに再開しました。
再開の理由は異常な円安です。日本はこの先も衰退する一方でどんどん円安になるという悲観論もありますが、そんなことは無いと思ってます。円高70円台の時もさらに円高になるという声もありましたが、最終的には反転してます。まぁ極端な意見の方が目立つので取り上げやすいだけでしょう。
じゃあどこで円安止まるの?って言われると、「さぁ・・・」としか答えられませんが。
135円で行き過ぎやろと思い始め、米株も下がりそうと考え海外投信の積み立てをストップ。
140円を超えたあたりで円転開始。145円になるころには外貨建て資産を全て円転してしまいました。まぁ元々全資産の5%程度しかなかったので、金額としてはたかが知れてます。
そしたらさらに円安が進んで150円が見えてきた。
いやいや、これはそろそろ為替介入がありそう。円転する資産はもう無いし、ここはFXで売りから入ってみるかということに。
FX口座を探すと、GMOクリック証券は未開設だったものの、SBI証券は開設した口座が生きてました。
FX再開後の様子
上記のような経緯で再開したし、以前と違って今は仕事をしているわけでは無いので時間があります。よって、今回はスワップ狙いではなく(売り目線なので当然ですが)、トレードでの収益確保狙いです。
- 証券会社:SBI証券
- 初期入金額:20万円
- ハイレバレッジ25コース
ハイレバレッジ25コースは25倍までの取引が可能なので、ドル円150円であれば、1単位(1万ドル)で6万円ほどの保証金。
よって20万円だと3単位まで売買可能。1単位1万ドルなので、為替が1円動くと1万円の損益。
短期トレードFXはゼロサムゲーム、スプレッド分などを考えるとややマイナスになります。
FX再開後、10日間のトレード結果。
木曜日に150円を超えたら為替介入があるだろうと思って売りで入りました。ところが一向に為替介入は入らずさらに円安が進みます。
金曜日に151円を超えてきたところで2単位売りを追加。これで3単位使い切り。
その後も円安が進み、最大で3万円程度まで含み損が増えてしまい、外したか?と思いながら就寝。
寝ている間に為替介入(らしきもの)があり、一気に円高に進んだようで、目が覚めたところで取りあえず2単位決済。もう1単位も少し後に決済。
この1撃で8万円以上のプラスに。
為替介入効果は一時的なもので、しばらくは再び円安に進むだろうということで、ドル買い方向で波乗りしながら収益確保。
10万円以上のプラスになったところで、初期投入額の20万円を全回収。これで残りの口座残高はゼロになっても損になりません。トレードは気持ちに左右されるところが大きいと思うのですが、全回収状態になるとかなり気軽に売買できます。
短期で円安に行き過ぎたときは、ちょっと売ってみたり。
そんな感じでビギナーズラック12連勝。
27日は売りで入っていたものの、日銀の会見で緩和継続となりそうなので一旦全決済。連勝ストップ。
一連のイベントが過ぎたところで、金利差拡大傾向は続きそう、すぐに円高は無さそうということで再びドル買い。
円高反転を警戒しつつ、円安方向に進みそうだなぁって時は短期のドル買いでお小遣い稼ぎという感じ。ここまでは順調に増えてます。
今後の方針
FX再開理由の一つは、行き過ぎと思われる円安から円高反転での利益狙いですが、もう一つの理由は、この先景気低迷で株式投資での収益が落ち込んだときに、FXであれば売り買いどちらでも収益を狙えることです。
同様の理由で株の信用取引も少しずつ経験を積むようにしています。ある程度経験を積んでおかないと急にはできないので。
メインの投資である日本の個別株投資を変えるつもりはありませんが、相場低迷時は株ツライになるので、サブの投資手段を持ちながら相場低迷時でも乗り切れるようにしておきたいです。
そんな感じなので、FXは収益の範囲内で売買単位を増やすだけで、追加資金投入しての大勝負はしないつもりです。
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