3ヶ月ぶりのロボアド投資の比較です。
「WealthNavi」と「THEO」の2つをなるべく同じ条件で実際に1年半続けてきた成績を紹介します。基本的には投資信託の積立投資なので、1年半で成績がどうこうというものではありませんが、実際どんなもんやねんという参考にしてください。
投資条件
- 2017年9月に初期投資額30万円でスタート
- 毎月2万円ずつ追加投資
- 使用したのは「WealthNavi」と「THEO」の2つ
初期投資額と積立額を合わせていますが、ウェルズナビとテオでは、毎月の購入日が違うので、多少の運・不運がでてきます。
ポートフォリオの資産配分は、最初にいくつかの質問に答えることで自動的に診断されます。どちらも値上がり重視のリスク許容度最大になっているはずです。
WealthNavi 対 THEO 騰落率比較
実際の成績です。2019年2月初めまでです。
今のところどちらもほぼ同じという結果になりました。
円換算で比較すると
- WealthNavi -1.98%
- THEO -2.00%
となっています。
1月に戻したとはいえ、12月のマイナスが大きく、マイナスに沈んだままです。
10月末と比較すると、WealthaNaviが上げてきてTHEOに追いついた結果となってます。
どちらにしても結局マイナスかい!って感じなので、月初計算でのスタートからの騰落率比較も示します。
スタートからの騰落率です。計算は「(評価額/投資額)×100」です。
これを見ると、WealthNaviの方が優勢な期間が多いことがわかります。一方で、12月の急落時などはWealthNaviの方が大きく下げています。前回、10月末も急落直後だったのでWealthNaviの方が下回ってました。
それぞれのポートフォリオがどういう構成になっているか確認してみましょう。
WealthNaviのポートフォリオ
「米国株+日欧株+新興国株」の合計割合が86%もあります。
THEOのポートフォリオ
上の資産構成(ポートフォリオ)と、さらに詳細を見た下の割合が少し違っているのが気になりますが、概ね50%程度が株式のようです。
まとめ
「WealthNavi」と「THEO」を比較すると、同じハイリスク志向で質問に回答してもポートフォリオの資産配分が異なる。
国内外株式の割合は
- 「WealthNavi」:86%
- 「THEO」:50%
となっており、WealthNaviの方がよりリスクを取るポートフォリオになっている。
他サイトの比較で、WealthNaviが優勢と書かれることが多いが、ここ数年株式市場が上昇したためであり、実際、昨年の急落時はTHEOの方が優勢になっている。
私の質問への回答がハイリスク志向なので、それに忠実に従っているのはWealthNaviと言えます。一方、THEOの方は、投資信託としての安定性にも配慮し、継続的な運用方針となっているようです。
しかしながら、ここまでの成績を見る限りどちらを取るかは好みの問題で大きな差ではありません。積立運用をするかしないかに比べたら、どちらを選択するかはささいなことです。
なお、どちらも質問への回答によりポートフォリオが変わってくるので、全ての人にあてはまる結果ではありません。
コメント