2019年電算システム株主総会(お土産付き)

2019年3月26日(火)に開催された、電算システム「第52期 定時株主総会」に行ってきました。

昨年に引き続き2回目の参加です。場所はJR岐阜駅を出てすぐ横にある「じゅうろくプラザ」です。電算システム_株主総会

すぐ隣には「織田信長公の像」があります。

電算システム_株主総会

9時から受付開始ですが、9時20分くらいからは取締役一同でお出迎えしてもらえます。受付で、追加トピックスをまとめた冊子とお土産をもらいます。

飲み物コーナーがあるので、一杯いただいてから会場に入りました。

電算システム「第52期 定時株主総会」

総会内容

ザックリとした総会内容と時間です。

  • 10:00-10:06 開始の挨拶(COO)
  • 10:06-10:20 事業報告など(プロジェクター)
  • 10:20ー10:40 質疑応答(COOと指名された取締役)
  • 10:40-10:45 議案の決議
  • 10:45-11:00 CEOの話
  • 11:00 終了

最初の挨拶は社長です。いつ見ても穏やかそうな方です。

事業報告はプロジェクターでグラフとかを見せつつ、内容は定時株主総会招集ご通知に書かれている内容をほぼそのままナレーターが読んでいるのを聞く感じです。

ほぼ書いてある内容ですが、1点だけ補足説明がありました。というか、去年も同じ説明があったので、毎年のことでしょう。

内容は、自己資本比率について。

四季報で見ると、自己資本比率24.3%となっていて非常に低く見えるのは、収納代行の預り金を資産と負債に計上する必要があるためで、右から左に流れる預り金を除くと、実質の自己資本比率は50%を越えますよというものです。

この会社の事業の性質上どうしようもないです。見た目に騙されないようにして下さい。

質疑応答内容は次項で書きます。

決議はすんなりと終了。

CEOの話も後で書きます。去年は前座や言うて一番最初に15分話されましたが、今年は最後に15分でした。

質疑応答内容

質疑応答は3人でした。

一人目

「1-1:東濃データセンターの売上と収益はどれくらい?
1-2:QR決済が広まると従来の紙に比べて収益確保できるのか?」

回答

「1-1:大垣と東濃のデータセンター合計になるが、売上6億5000万、収益5000万ほどで、順調です。
1-2:モバイル決済の利益率の詳細は言えないが、従来より上がる。支払い手段を多く持っているので選んでもらえる」

電算システム_株主総会

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参加者に配られたトピックスをまとめた追加資料です。『LINE Payで納税』とかの新聞記事に加えて、主要なキャッシュレス決済と電算システム(DSK)のサービス状況についての一覧が載ってました。

二人目

「設備投資の状況に記載の額が、全体で6億53百万円となっているが、内訳を合計しても合わない。どういうことか?」という細かいこと。

回答

「主な物だけを記載しているので合わない。」

この回答に対して質問者は「書き方が悪いんじゃないか?」と怒ってましたが、資料にはちゃんと『設備投資の主な内訳は・・・』と書いてあるので、お前の読解力が無いんじゃと思ってました。

でも、穏やかな顔の社長さんは、軽くいなしサクっとスルーして次の人に行きました。去年もそう思ったけど、結構容赦無しです。

三人目

「3-1:長期ビジョン「金華八策」の7番目、「なでしこ力」・・・がつかみどころがないのでもう少し説明を。
3-2:株価がここのところ高い要因、一方で、株主数が18000人から15000人に減っているのは何故か?」

回答

「3-1:人材の重要性と、女性に継続して働いてもらう施策について説明されてました。大企業なら大抵やっている内容なので、詳細は割愛。
3-2:IRを積極的にやっている。キャッシュレス対応について評価されている。株主数が減ったのは、株主優待について1年以上継続保有の条件を追加したためではないかと思う。」

大体こんな感じでした。一部ニュアンスが違ってたりするかもしれません。

CEOの話

70代後半なのに相変わらず元気です。

今回の話は、データセンターでのBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)が中心でした。電算システムの原点でもあるこの事業は、アナログでマーケットは大きくないけど、人手不足、デジタル化もあり市場は拡大。競争相手も少なく、設備投資が必要なので、まだまだやり方次第で儲かるというお話。

あとは、キャッシュレス決済についてのお話だったと思います。

電算システム_株主総会

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トピックスの最終ページ書かれていた会長の「キャッシュレス決済革命が始まる」という記事。

お土産

お土産は、昨年同様1000円のクオカードと、電算システムのロゴ入りの2色ボールペンでした。

電算システム_株主総会お土産

デザインは昨年と違ってます。

スタンダードカードですが、QUOカードのホームページを見ると「縁結びの神社として名高い出雲大社がある島根県「神話の国 縁結び観光協会」にご協力を得てデザインいたしました。」となっているので、末永くお付き合いしたいものです。

まとめ

業績も順調で、キャッシュレス決済の流れに乗れば将来も期待できます。ただ、期待以上に株価の方がスルスルと上がってしまったので、ここから新規で買うのは勇気が要ります。

優待銘柄で今保有している分については、今の優待制度が続く限りは継続保有していきます。

総会のお土産については賛否あるでしょうが、総会ピーク時でもらい逃げされるようなお土産は廃止したら良いですが、ここのようにそのままみんな参加するなら渡しても良いのではないかと・・・。そこは会社の考え方なので、賛成も反対もしません。

ちなみに私の場合、岐阜に行くのに必要な交通費の片道分も回収できません。お土産無くなったら参加辞めます。

2018年の様子はこちら

2018年 電算システム 株主総会(お土産付き)その2
いよいよ本題の電算システムの株主総会内容です。 総会がスタートすると、まずあったのが会長のお話です。前座ですと言いながら、しっかりと15分間くらいありました。 内容は、会社の紹介とより詳細な事業内容の説明です。それにしても元気です、会長さん...

 

 

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