ソフトバンクグループ(9984:東証1部)の2019年3月期決算発表がありました。決算の数字については詳しく触れませんが、数字以外でいくつか大きなニュースがありました。
- 1:2の株式分割
- 2020年3月期の配当据え置き(実質倍増)
- 株主優待の廃止
- ヤフーのソフトバンクへの付け替え
ソフトバンクグループ(9984:東証1部)
1:2の株式分割、配当倍増
1株1万円以上もすると、100株で100万円以上もかかるので、分割によって最低投資金額が半分になるのは良いことです。5/9の終値で11,550円、100株だと115万円ほどとなると、投資金額が少ない人には手が出ません。
配当は分割後も据え置いて実質倍増です。これは下記の株主優待廃止の穴埋めもあるのでしょう。
最も、元々の配当が少ないので、倍増と言っても大した配当ではありません。配当利回りが、0.5%から1.0%になる程度です。
分割は、2019年6月27日(木)を基準日として行われます。
株主優待制度の廃止
他のニュースに紛れてシレッと書かれていますが、株主優待制度が廃止となります。
理由は、「株主の皆様への公平な利益還元のあり方という観点から・・・」ということです。まぁ仕方のないことかなと思います。
ソフトバンクグループの株主優待
- ソフトバンク携帯電話・タブレット/ワイモバイルスマホの利用料金を6ヶ月間500円~最大1,000円(税抜)割引
- インターネットの利用料を6ヵ月間372円~最大1,490円(税抜)割引
ほぼ通信に対しての優待なので、ソフトバンクが上場し、実質投資会社となっているソフトバンクグループがやる優待では無いですね。
優待制度は一部ユーザーだけへの利益還元になるので、海外投資家の評判は悪いし。
とはいえ、
- ソフトバンク光:1026円
- ソフトバンク携帯:934円
と、毎月1960円の割引を受けていた我が家は、通信費アップの影響が大きいです。
6月下旬に案内が来る、2019年3月末時点の株主に対する、第35回株主優待が最後となります。
Yahoo!をソフトバンクに
ヤフー(4689:東証1部)が、ソフトバンクグループからソフトバンク(9434:東証1部)へと親会社が変わります。
グループ内の役割分担と言うか、ネット・通信関係はソフトバンクに集めるという感じでしょうか。これによって、ソフトバンクとしてネット・通信事業について一体的に取り組むということでしょう。
いよいよ株主優待新設の準備が整いました。
2019年3月末はソフトバンクグループの優待があるので、入れ替わりで2019年9月の中間期からの新設に期待です。
懸念されるのは、元々の配当が高いので、それにプラスして優待設定があるのか?ということでしょうか?
あとは、1単位での金額が14万円と少ないので、100株で従来と同様の内容にはならないだろうなと思います。
配当倍増とはいえ、優待が無くなったソフトバンクグループを持ち続ける気は無いので、ソフトバンクとの間で保有株数の調整をするつもりです。
モチベーションアップのための応援ワンポチっとをお願いします。
コメント