2000年以前の投資本を紹介

意識して少しずつ身辺整理を進めているのですが、株式投資を始めたころに読んだ本が出てきたので紹介します。さすがにもう要らないので来週の古紙回収に出します。

株本紹介

社会人になって数年目、株式投資を始めてすぐのころに読んでいた本と思われます。

1冊目

「株はこうして儲けなさい!!―プロが教える億万長者になるための方程式」

  • 出版社 : オーエス出版
  • 発売日 : 1998/4/1
  • 著者:若井 武

証券アドバイザーらしくあらゆることが書かれてますが、内容的にはまともです。ただし、そもそも株式投資とはどういうものなの?っていう初心者向け的なことはほとんど書かれておらず、当時よくこれを読んだなぁという印象。

2冊目

「続 株・100万円を10年で3億円」

  • 出版社 : エール出版社
  • 発売日 : 1999/4/1
  • 著者:谷口 光徳

具体的な銘柄例も出しながら買い方、売り方の紹介がされてます。3億円と目標額は大きいですが、10年でということなので書かれている投資手法はまともな内容です。まぁ10年で3億も十分高い目標ですが・・・。

 

ここ最近、著名な個人投資家さんが続々と本を出版されていますが、20年前といえばネット証券が始まったころで株価もバブル崩壊後の低迷期だったので、個人投資家向けの投資本はそれほどなかったと思います。この2冊は今読んでも問題ない内容ですが、流石に本としての書き方が古いです。内容的には初心者向けではなく、基本的な数字の見方は理解している中級者向けかな。心構え的なことも結構書かれてます。

株式投資本についての考えを少し書くと、読まないよりは読んだ方がいいけど、読んだからと言って投資が上手になるものではありません。

野球とかといっしょです。最初にルールを勉強する必要はあるけど、その後は実践あるのみ。それなりにできるようになったところで戦術なり心理面なりのテクニックを勉強。ただし、いくら勉強したところでその通りに実行できるかは能力次第。どこの守備位置を選ぶのか、ホームラン狙いかヒット狙いか、そんなところも能力と性格次第。

それぞれにそれぞれのやり方があります。

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