【読書メモ】『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』

『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』を読みました。

自称？「日本一アンチの多い米国株ブログ」である「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」管理人のバフェット太郎さんの本です。

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バフェット太郎の秘密のポートフォリオ【米連続増配高配当株・配当再投資戦略】

この方ちょっと口が悪くて、本の中でも「クソダサい投資家」という言葉がよく出てきます。まぁ確かにギャンブルのような運任せの短期投資をするクソダサい投資家はたくさんいますけどね。

個人的には短期投資の全てがダメとは思いません。短期投資で継続的に利益を出せる人も一部でしょうが確かにいると思うので。ただそういう人は特別な自分なりの手法を確立しているのであって、大半の短期投資家はクソダサい投資成績だと思います。

少なくとも自分は短期投資家にはなれません。

一部の運だけでたまたま上手くいっていると思っている人たちは、そこをまともに指摘されても反発してしまい、アンチになるでしょうね。

挑発的な物言いとは対照的に、書かれている投資手法は真っ当な方法です。もちろん投資手法の正解は一つではないので、これをそのまま真似しようとは思いませんが、考え方としては参考になるところがあります。書かれている手法が地味なので、挑発的な物言いが無いと読み物として面白くないのかもしれません。

タイトルは「米国株」高配当投資となってますが、必ずしも米国株にこだわる必要もなく、相場への立ち向かい方という点では日本株にも通ずるところがあります。

私の場合、個別株は日本株しか売買しませんが、一番割合が下がっている銘柄を買い増すというのは主力銘柄について同じような考えでやってます。ただ均等ではないし、フィーリングでの売買もあるので、全然同じに見えないと思いますが・・・。

個別株投資で上手く資産が増えないと思っている方は読んで見られてはいかがでしょうか？なぜ上手くいかないのか、どうすればいいのかというヒントになるかもしれません。

ただし、投資で使われる語句の説明などはほとんどないので、完全に素人でこれから投資を始めようという人には難しいところも多いと思います。そういう人にはETFを１本買って積み立てとけというのも正解の一つかもしれません。