『サンセイランディック』銘柄評価:2021年6月期株主優待到着

主力銘柄として保有している『サンセイランディック(3277)』の銘柄評価と2021年に受け取った優待品の紹介です。

ここは長らく株主優待としてパンの缶詰が届いていましたが、今回からパンの缶詰も選択できる選択ギフト優待に変更になってます。

サンセイランディック(3277:東1)

サンセイランディックについて

【特色】「権利関係が複雑な不動産を買い取り、関係調整したうえで再販。戸建て建築、不動産仲介も併営」

2016年から買い始めてすぐに主力銘柄扱いに昇格。その後の値動きは期待外れ。プラスにはなっているものの、大化けの可能性は低そうなので、徐々に撤退している銘柄。

サンセイランディックの優待内容

優待条件

  • 権利確定月:6月末
  • 最低必要株数:100株
  • 株価:833円(10/25AM)
  • 優待内容:「底地くん」オリジナルQUOカード or カタログギフト(オリジナルパンの缶詰を含む)
  • 継続保有条件:100株は1年以上
  • 長期保有優遇:有り(1年)
  • 株数ランクアップ:200株、500株
  • 到着日指定:不可

決算月は12月ですが、株主優待の権利確定は中間期の6月末です。

サンセイランディック

2021年選択肢

2020年5月に株主優待制度変更が発表され、経過処置の2020年6月を経て、2021年6月権利確定分から新制度での株主優待となりました。

  • 各コース 6種類

各コースの優待内容はこちら

サンセイランディック:優待内容変更後、初めてのカタログが到着
2020年5月に株主優待制度変更が発表され、経過処置の2020年6月を経て、2021年6月権利確定分から新制度での株主優待となりました。 一番の変更点は「パンの缶詰も選べる選択ギフトへの変更」で、制度変更後初めての優待案内が到着したのでカタ...

各コースで○○円相当というのは示されていません。パンの缶詰換算でいくと、200株以上1500円相当、500株以上2000円相当くらいになるのですが、全然金額が釣り合わない商品もあってよくわかりません。

申込期限

  • 10月末必着

ただし、パンの缶詰と底地くんぬいぐるみは9月末締め切り。

優待到着時期

  • 9月末までに返信:10月下旬
  • 10月末までに返信:11月下旬

9月末までに返信したので、10月下旬ということで、10月25日に到着しました。

我が家は500株以上1年以上で2名義です。選択したのは『宮崎牛 すき焼用(240g)』です。

サンセイランディック株主優待(2021年)

まぁ外箱を見ててもしょうがないですね。

サンセイランディック株主優待(2021年)

こんな感じで美味しそうな宮崎牛の到着です。2名義分で480g。

わがままを言えば、月曜日では無くて週の後半で届いてほしかったですが・・・。

もう少し選択肢が増えて欲しいのと、値段設定がAコースとBコースで謎なものも多くて不思議な感じでしたが、2年目以降に期待です。パンの缶詰は賞味期限が3年と1ヶ月あるので、3年に1回くらいはもらっておきたいです。

過去のパンの缶詰優待はこちら

サンセイランディックから株主優待が到着(2019年)
1ヶ月以上前のことになりますが、9月28日にサンセイランディック(3277:東証1部)から2019年6月期の株主優待が到着しました。 今年は台風被害が各地で発生しましたが、サンセイランディックの株主優待は非常用の備蓄食となるパン・アキモトの...

サンセイランディックの評価

定量的評価

  • 株価:833円(10/25AM)
  • PER:13.73倍
  • PBR:0.68倍
  • ROE:3.58%
  • ROA:1.81%
  • 予想配当利回り:3.00%
  • 1株配当:25円
  • 時価総額:71億

※数値については、予想や実績いろいろあるので参考程度に見てください。

会社評価

  • 本社:東京都
  • 設立:1976年2月
  • 上場:2011年12月
  • 底地売買の不動産業
  • プライム落ち

底地売買という不動産業でもニッチな領域で勝負している会社です。コロナの影響で営業に制約を受けたこともあり、20年12月期の業績は低迷。21年12月期はある程度戻す予想になってますが、数年前に比べると利益率もイマイチです。

最近話題になっていて、この先10年で確実に大問題となりそうな空き家問題は、底地問題も絡んでくる気がするのでもう少し注目されて欲しいところ。

今も主力銘柄だけど、最大保有していたころに比べると6割くらいまで減らしてます。

現在は東証1部指定ですが、市場区分見直しではプライム条件に全然到達しないので、スタンダード市場選択になると思います。ここまで基準に達しないと、猶予期間でプライム目指そうにすらならないかもしれません。公式にはまだ発表されてません。

市場区分見直しに合わせてTOPIXも見直しが行われます。スタンダード市場になった場合、すぐには外されませんが、流通株式時価総額100億円未満の銘柄は、2025年までかけて段階的に減らされるようです。今のままではこれもほぼ確定ですね。

主力銘柄の中では一番の売り候補。さらに減らすかどうかの猶予期間中のような感じです。

サンセイランディックどうしよう

  • 空き家問題銘柄
  • 株価は割安
  • 業績低迷中
  • 緩やかな成長
  • 安定配当志向
  • スタンダード市場選択か?
  • TOPIXからも外れそう

いい話が無いような銘柄評価ですが、この先、空き家問題が大きくなっていく中で、サンセイランディックの役割が大きくなっていくと期待しています。

不動産業はセクター的に万年割安だったり、不景気になると売られたりしますが、サンセイランディックの場合、不動産セクターと言っても特殊な業務内容なので、連れ安するようなら買い時かもしれません。

とはいえ、優待銘柄として200株か500株保有程度でいいような気がします。

うちの銘柄の中では配当利回りが高い方なので、配当金を頂きつつ、のんびりと評価が見直される時期を待ちたいです。もう少し減らしてもいいかなという感じ。

コメント

  1. 伏見の光 より:

    そうか、そんな会社でしたか。
    優待でパンの缶詰がある会社という認識しかありませんでした^^;。

    ここはとりあえずクオカードが届いておりました。

    • すぎじゅん より:

      配当と優待を楽しみながら少量もつには良い会社だと思います。

      新デザインの底地くんクオカだったようで、500株・1年以上にはオマケで付けてくれればいいのにと思ってしまいました。まぁどんなデザインだろうと金券ショップで換金しますが。