2025年10月31日までの投資成績です(2014年1月から)。月末と重なったのでパフォーマンスランキングも一緒に報告。

- 先週比 -0.54%
- 年初比 22.94%
日経平均が6%強上昇し、世の中が52,000円突破と浮かれているのに対して前週比マイナス。普通に下落するよりも余計に株ツライって感じの相場。
日本の中小型株を中心に保有している個人投資家は9月以降似たような感じではないでしょうか?

今年の日経平均との騰落率比較。8月まで10%ほどリードしてたのに9月以降追い付かれ、今週で一気に突き放されました。

過去10年のNT倍率(日経平均/TOPIX)。今月の異常っぷりが際立ちます。日経225だけが極端に上昇している相場。細かく見てないけど、実際は日経225の中でも極一部の銘柄が極端に上昇している相場です。
要因の一つは、高市政権の財政拡張路線による円安。日銀の金利維持と予想以上にハト派発言と感じられた植田総裁の会見。その結果の外国人買いではないかと。あとは一部の値嵩株の影響を受けやすい日経平均算出方法の問題も。
どこまで持続性があるんだろうという気はするけど、こういうのは得てして行き過ぎるからわからん。今さら急騰している銘柄に飛び乗っても反転したときに飛び下りる自信は無いので、売買は控えめに現状維持方針でいきます。
今週の売買
- 売却:村田製作所(一部)
- 購入:GMOフィナンシャルHD(買い増し)、ジーエルテクノHD(買い増し)
村田製作所(6981)
中間決算での通期上方修正を受けて急騰。元々トランプ関税で控えめに出してた業績予想を通常レベルに戻しただけで、どこまで株高の勢いを維持できるのか? 今更だけどトランプ関税ショックの2000円はバーゲン過ぎで本気買いをすべきだった。
トランプ関税で合意させられた5500億ドル対米投資に関連して、日米両政府から出された投資プロジェクトの中に村田製作所150億ドルもありました。これ工場でも立てるのかと思うけどそうではなくて、部品供給をそれくらいするという話みたいで、いや、それ投資とちゃうやん、含めていいの?と思ってます。
GMOフィナンシャルHD(7177)
3Q決算速報が出て問題なしを確認。ざっと計算したところ3Q配当が15円程度になり、隠れ高配当銘柄にもかかわらず、発表翌日に少し上げただけでズルズルと下落。少し買い増し。懸念点はGMOクリック証券の売買手数料無料化の影響が本格化するとか、成長性があまりないところ。

とはいえ、金曜日に正式発表された3Q決算の結果、3Qまでの配当金が49.1円で既に配当利回り 5.45%。4Qで仮に10.9円出れば、年間 60円で配当利回り 6.7%になります。
ここは配当性向65%の計算通り配当なので、昨年のように特損があったりして業績が落ちると減配になるとはいえ、タイ問題が片付いて不確実性は減少しているので大丈夫ではないかと・・・。
ちなみに、業績予想・配当予想を出さない会社なので、証券会社などのスクリーニングで検出できません。
ジーエルテクノHD(255A)
半分は半導体関連なのに東証スタンダード銘柄ということもあって蚊帳の外。3000円以下は買っておいて大丈夫と思ってて、保有金額も少なかったので少し買い増し。
3月決算銘柄の中間決算発表が始まってます。AREホールディングス(5857)は上方修正+1.5倍の増配で急騰など、今年はトランプ関税の影響で業績予想を控えめにしていた会社が多かったこともあり、大きく動く銘柄が増えそう。発表前に上げて発表後に急落、と思ったら次の日に急騰という愛知電機(6623)や蝶理(8014)みたいな意味不明な動きをするところもあり、決算での対応が難しい。こういう時は致命的な悪材料が無ければ放置もありかも。
パフォーマンスランキング
今月の売買は、まとめるのが面倒なのでパス。全体では売り越し。
パフォーマンスランキング推移
- 1月 14位 7.25%
- 2月 20位 -0.59%
- 3月 14位 2.29%
- 4月 17位 1.97%
- 5月 14位 5.79%
- 6月 14位 9.74%
- 7月 12位 16.37%
- 8月 15位 22.56%
- 9月 14位 23.85%

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