株主優待銘柄として保有している『竹本容器(4248:東証1部)』から2019年12月期の株主優待が到着しました。
ここは4回目の優待になりますが、共通しているのは竹本容器の容器を使っていることの1点、内容は毎年変わるという面白さがあります。
気に入ったものが届くかどうかは一か八かの賭け状態。
竹本容器(4248:東証1部)
竹本容器は『化粧品・食品向け主力のプラスチック製包装容器専業。自社開発の金型多数保有し短納期に強み』とうことで、会社名そのまま、容器製造の会社です。わかりやすい会社名で良いですね。
創業者もそのまま竹本さんです。現在の社長は3代目の女社長『竹本笑子』さん。同じ女社長でもどこかの家具屋姫と違い、しっかりとした経営者という感じ。
イメージとしてはこんな感じ?
竹本容器の優待内容と条件
- 権利確定月:12月末
- 必要株数:100株
- 株価:774円(2020/4/17)
- 優待内容:自社が企画開発したオリジナル容器を包装容器に使用した特撰品
優待内容は毎回変わるため、何が来るのか予想が付きません。
2019年12月の株主優待は『オリジナルボトルに入った「おこし」と竹本飴(抹茶)』が届きました。
外箱から株主優待専用箱になってます。ごあいさつ文が蓋を開けた裏に印刷してあるので、別紙で入れるよりも合理的かもしれません。
おこしは、「みるく&キャラメルおこし」と「おこしミックス」となってました。製造所は「常盤堂雷おこし本舗」です。
タグについているのは「竹本スパチュラ(ヘラ)」。日常の食品や化粧品クリームなどにお使いくださいとのこと。細かいところまでお洒落です。
容器も耐熱100度、耐冷-40度となっていて、中身が無くなった後は他のことに使いまわせます。
竹本オリジナル飴(抹茶味)は「金太郎飴本店」製です。この飴のマークは竹本容器のシンボルマークですね。
指標面から見た竹本容器
2020/4/17の株価774円で計算した竹本容器の各指標です。
- 株価:774円
- PER:8.82倍
- PBR:1.06倍
- 予想配当利回り:2.45%
1年ほど前の株価が1,400円ほどだったことを考えるとほぼ半値です。ていうか、先週まで600円台、3月には500円ほどにまで下げました。
主力商品がプラスチック容器で、特に化粧品とかが強いためか、新型コロナウイルス関連でのインバウンド崩壊によりマイナス評価となったようです。
それ以前からもプラスチックの使い捨て容器が社会問題になるたびに売られる傾向もありました。
どちらも無関係というわけではないでしょうが、イメージ先行で売られている感じです。
500円台は四の五の言わずに買え水準、今の700円台でも十分に報われる価格帯だと思います。
そう思いながら買い増すことなく上がるのを見てます。
今後どうしよう
自社容器を使用した品物ということで何が届くかわからない面白さもあり、株主優待銘柄として100株保有するには問題なしです。
奥さん口座と2名義にまではしてみたものの、なかなかそれ以上は買い増しできずにいました。今回もかなり株価が下がったので狙いどころだったのですが・・・。相性悪いかもしれません。
たぶんこのまま現状維持です。
先日のMORESCO(5018)での優待改悪を切っ掛けに、保有する株主優待銘柄についてざっと優待改悪リスクを評価してみました(記事にしてないけど)。
竹本容器も上位ランキング入りしてます。
会社規模の割に、直近では株主数が1万を超えてきているので、オリジナル商品での株主優待は結構な負担になってくるはずです。
改悪と言っても長期保有条件が付くぐらいの変更であれば全然構わないのですが、さてどうなるでしょうか?
竹本容器:過去の優待品
竹本容器から株主優待が到着(2017年)
内容的には今回のに近いかも。一番の当たり年。
竹本容器から株主優待が到着(2018年)
この年の容器はカラフルな缶でした。
竹本容器から株主優待が到着(2019年)
大不評だった昨年の優待。
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