優待まつりの3月が終わり、4月、5月は閑散期に入ります。4月の優待クロスは「正栄食品工業」と残り資金で最後に取った「東建コーポレーション×2名義」となりました。
新型コロナウイルスショックで株価が急落し、メインで使用しているGMOクリック証券の信用取引VIPプランの適用を外れてしまっていたのですが、4,5月は閑散期なのでまぁいいかと放置してました。
さて、いよいよ6月に向けてVIPプラン復帰をと考えていたのですが、のんびりしてる場合じゃないことに気が付きました。
判定期間:判定期間が4/21~5/20
・・・そういえばもうスタートしてる。
GMOクリック証券 信用取引VIPプランとは
詳しくは過去記事に書いてますが、簡単に言えば信用取引の金利・手数料が優遇されます。
優遇内容
- 信用取引手数料 0円
- 制度信用買方(年率) 2.75% ⇒ 1.8%
適用条件は色々ありますが、私が達成可能なのは1つのみ
- 貸株残高の平均が3,000万円以上
これ以外はちょっと無理。
詳細はこちら
優待クロスをするうえで信用取引手数料無料はメリット大です。
他にも無料の証券会社はあるし、GMOクリック証券の一般信用在庫は種類・量ともに豊富とは言えないので、トータルで見て信用クロスをするのにGMOがベストではないでしょう。ただ、人気の証券会社の場合、競争が激しいです。
GMOで信用VIPを達成するメリットは、他の人が取引手数料を考えて躊躇するような早めの時期に容赦なく取れるということです。50万円以下などの金額を気にする必要もありません。
なので条件達成できるのとできないのでは、取得銘柄・コスト面の両方で大きく差が出ます。
VIP条件達成が危うくなった理由
狙えるのは貸株残高の平均3,000万以上。株価も戻してきているし、ザックリ大丈夫だろうと考えてました。
危うくなった理由はいくつかあります。
判定期間が4/21~というのは当然わかっていたのですが、ここのところ日にちの感覚がなくて何となくボーっとしてたのが1つ目の失敗。
2つ目は、株価が比較的堅調だったため、コロナショック前まで戻してきたリスクモンスターや日本社宅サービスを売ってしまったこと。貸株サービスの場合、100株だけの売却でも一旦全株が貸株から外れてしまいます。
3つ目は、主力銘柄上位の保有を減らし気味にして、主力銘柄下位と優待銘柄の購入を進めていたこと。主力銘柄下位の愛知電機、グリーンクロスの2つは地方証券上場のため、GMOでは保有できません。長期保有が条件となっている優待銘柄は貸株にしないため、SBI証券で保有しています。
4つ目、これも把握してたことですが、主力銘柄の一つアスカネット(2438)が4月末決算なので、4月末に貸株から外す必要があるのです。
で、先週末に貸株残高チェックをしてみると・・・やばいんじゃね?
となってしまいました。
VIP条件達成のために・・・
平均3,000万以上なので、最初の10日間の平均が仮に2,000万円だった場合、カバーするのに残り20日間は3,500万円の平均が必要となります。しかもGWもあり、少ない残高で休みに入ると影響が大きいです。
一番助かるのは株価が上昇してくれることですが、そんな神風だけに期待するわけにはいきません。むしろ、セルインメイで株価が下げてしまうと一層厳しくなります。
ということで、GMOクリック証券で貸株可能なものは全てギリギリまで貸株設定をし、株価が上昇しても主力銘柄の売り上がりは厳禁とし、保有株で貸株残高を高めます。
それだけで達成は厳しそうなので、楽天証券で保有している株式の大移動をすることに。
計16銘柄
楽天証券には、長期保有条件が付いてない株主優待銘柄を置いてます。楽天証券での貸株金利が高くて貸株から外すのがもったいない平安レイサービスと、優待クロスで保有している銘柄を除いて、移動可能な銘柄は全て移管することにしました。
一旦貸株を外してから移管となるのでそこそこの日数がかかります。幸いなのは、楽天証券はWEB上で全ての処理が完了することです。SBI証券のように郵送の必要はありません。
やっとのことで移管申請まで完了しました。
これが移管完了して速攻で貸株に出し、20日までキープすれば、よほど株価が下げない限りは達成できるはず・・・。
さて、どうなることやら。
これでVIP条件を達成して、いよいよ6月に優待クロスをする時に資金が無くなっているなんてことは・・・。
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