株主優待銘柄として保有している「TOKAIホールディングス(3167:東証1部)」の2020年3月分の株主優待ですが、申し込んでいた格安スマホ「LIBMO」の料金割引が7月分料金から開始となりました。
株主優待の紹介とTOKAIホールディングスの評価です。
TOKAIホールディングス(3167:東証1部)
特色「 東海地盤。LPガスのザ・トーカイとCATV等のビック東海が11年4月経営統合。水宅配等も」(四季報から)
東海地方に住んでいないので馴染みは無いですが幅広い事業内容。株主優待銘柄として300株保有中です。
TOKAIホールディングスの優待条件と内容
- 権利確定月:3月,9月
- 最低必要株数:100株
- 株価:1,025円(8/19)
優待内容
- A~Eコースの全5種類の中から1点を選択
- 自社グループ結婚式場共通婚礼10%割引券
- フレンチレストラン「ヴォーシエル」お食事20%割引券
2と3は静岡県に住んでいない人は、ほぼ利用価値が無い内容です。欲しい方がいれば譲ります。
優待1の詳細
- Aコース:アクア商品
①「うるのん『富士の天然水さらり』」500mlボトル または
②飲料水宅配サービス「おいしい水の宅配便」「うるのん」の12Lボトル - Bコース:QUOカード
- Cコース:フレンチレストラン「ヴォーシエル」お食事券
- Dコース:グループ会員サービス「TLCポイント」
- Eコース:“LIBMO”月額割引(6か月間)
ほとんどが自社サービスですが、一般的なクオカードも選択できます。
保有株数 100株、300株、5,000株で優待内容が変わります。300株の次が5,000株かいっていう格差も凄いですが、どのコースを選ぶかによる金額差も大きい優待となってます。
一番安いクオカードと格安スマホサービス「LIBMO」では4倍程度の価格差があります。
当初は水をもらうために購入しました。
しかしこの時に、これはLIBMOを使うのが得策ではないかということで、今年に入って「楽天モバイル」から「LIBMO」に乗り換えをました。
LIBMOを使い始めて半年ちょっと経ちますが、非常に快適に使えています。
2020年3月期の優待受け取り
格安スマホをLIBMOにしたので、優待として選択したのは当然EコースのLIBMO割引です。
7月分料金から適用になって、8月20日請求分から割引価格です。私の場合、新規契約の割引が6月まであったので、たまたま入れ替わる感じで株主優待割引が開始となりました。
その結果、スマホ代:274円/月となりました。
契約内容は、「3GBプラン(税抜き:880円)+SMS利用(税抜:140円)」です。
通話はソフトバンクでガラケーを契約しているので、LIBMOはこの内容で十分に足りてます。
半年で5,100円の割引、優待の権利確定は9月もあるので、300株保有を続ける限りずっと274円/月で利用できることになります。
優待内容が変更にならないことを祈るのみです。
楽天モバイルが1年無料キャンペーンなどをやってますが、私はLIBMOをしばらく利用するつもりです。
TLCポイントでさらにお得
TOKAIホールディングスのサービスを利用していると加入できるTLCポイントというものがあります。
利用額に応じてポイントが付くのですが、それ以外にも様々なポイント獲得のイベントを実施しており、参加するだけでポイントが付くものが多数あります。8月はアプリ限定ですが「TLC夏祭り」として連日10~20ポイントもらえるゲームが実施されてました。
TOKAIホールディングスの株主優待案内に入っていた株主アンケートに答えると、抽選でクオカード500円か、全員にTLCポイント1000ポイントとなってました。
もちろんTLCポイントを選択します。
8/27に付与されました。
TLCポイントはひと手間必要ですが、TポイントやPontaポイントに交換可能です。
これを元にウエル活やポン活をすれば、LIBMOは実質タダで使ってお釣りがくる計算になります。
指標から見たTOKAIホールディングス
2020/8/19の株価で計算したTOKAIホールディングスの各指標です。
- 株価:1,025円(2020/8/19)
- PER:15.87倍(会社予想)
- PBR:2.01倍
- 予想配当利回り:2.73%
株主優待としてLIBMO割引を選択すると、300株保有で年間10,200円の割引となり、優待利回り3.3%程になります。配当と合わせて6%ほどの利回りが見込めます。
財務面から見たTOKAIホールディングス(GMOクリック証券財務分析から)
貸借対照表・BS(10年分)
借入を減らして自己資本を着実に厚くしてきています。
損益計算書・PL(10年分)
売上は横ばいながら確実に利益を出せてます。現状維持ではジリ貧となりかねない業態ですが、新規事業やエリア拡大などにも積極的で頑張っている印象。
直近の1Q決算を見ても新型コロナウイルスの影響も大きく受けていません。
TOKAIホールディングスどうしよう
当初は水をもらえる優待ということで購入しましたが、LIBMO割引のお得さにつられて300株まで買い増しました。
現状の1000円近辺は、妥当かちょっと割高な水準と思います。「配当+優待+株価上昇」で安定して年率5%程度の利回りは計算できると思うので、株主優待制度の変更など大きな変化が無い限りは継続保有方針です。
願わくば、優待MAXの5,000株条件を、1,000株か、せめて2,000株くらいにして欲しいかな。
新規で買う場合、高成長企業なわけでもなく、株価もそれほど割安な水準ではないので強くお勧めはしませんが、ポートフォリオの一角に少量で忍ばせて、長期で安定した利回りを得るには良い銘柄だと思います。
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