株主優待銘柄として保有している「オオバ(9765:東証1部)」から2020年5月期分の株主優待が届きました。
オオバはコロナショック後の4月15日に新規購入した銘柄なので、今回が初めての優待取得となります。
オオバ(9765:東証1部)
特色「調査測量、計画設計、区画整理、地理情報システム等が主軸の建設コンサルタント。民需比率高い」(四季報より)
復興支援に強みのある会社です。株主優待銘柄として優待MAX条件の1,000株保有。
購入時コメントは4/17週に少し書いてます。
オオバの優待条件と内容
- 権利確定月:5月(11月)
- 最低必要株数:100株
- 株価:702円(8/31)
- 優待内容:クオカード
クオカード優待基準
1,000株保有1年以上が一番利回りが高くなるという珍しい設定。
継続保有チェックが四半期ごとに4回あるので優待クロスは厳しいです。株数条件も権利日だけ増やしてもダメで、継続チェック時も必要なようです。
11月優待
11月末権利確定で1,700円相当のチョコレート菓子というのがありますが、必要株数5,000株という主力銘柄並みの株数が必要なハイレベル条件です。
2020年5月期の優待受け取り
今年の4月購入なので1年未満:2,000円クオカードが届きました。来年は1年以上の7,000円にランクアップする予定。
一般柄です。各社が様々なデザインのクオカードを発行する中、パッと見は面白みのない一般柄ですが、売却する場合はこちらの方が高く売れます。
最近売却価格が下がり気味なのでなるべく自分で使うようにしてますが、コンビニとガソリンスタンドでは消費が追いつきません。そのうち再度売却となる可能性もあるので広告柄から使って、一般柄は残すようにしてます。
指標から見たオオバ
2020/8/31の株価で計算した各指標です。
- 株価:702円(2020/8/31)
- PER:14.14倍(会社予想)
- PBR:1.44倍
- 予想配当利回り:1.99%(会社予想)
株価水準的には高くも安くもなく、フェアバリューかなぁという感じ。
2020年5月期決算では新型コロナウイルスの影響は大きく出て来てませんが、今後、コロナ不況が来てしまうと徐々に影響が出る可能性があると思います。
ただ近年は災害(特に水害)が多発する傾向にあるので、急激な需要減少は無いと想定してます。
10年分の財務状況を確認しておきます。
オオバの貸借対照表(BS)(GMOクリック証券から)
借入金が10年で大きく減ってます。株主資本比率が大きくなり、安定性が増してます。
オオバの損益計算書(PL)(GMOクリック証券から)
売上は頭打ち状態。利益も頭打ち状態。2019年は何か特別利益があったのでしょうが、株主優待銘柄なのでそこまで調べてません。
オオバどうしよう
優待銘柄としての保有なので、以下が確認できれば十分です。
- そこそこの利益率
- フェアバリューな株価
- 安定した業績
今の700円ほどの株価で見ると新規購入は躊躇うかもしれませんが、私の買値は509円なので、配当+優待利回りで4%程度、株価上昇と合わせて年平均で5%程度の利回りは期待できそうです。
1,000株での長期保有を会社が望んでいるような株主優待制度なので、それに乗っかりながらこのまま継続保有方針です。
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