株主優待でもらえる優待品としてカタログギフト導入企業は非常に多いです。独自商品を選別した完全オリジナルもあれば、百貨店に丸投げした半オリジナルもあります。その中で、一番簡単なのは下記の2タイプではないでしょうか。
- プレミアム優待倶楽部(PYC)
- 市販のカタログギフト(紙冊子)
市販のカタログギフトは商品数が多いわりにちょっとこだわった高級品も多く、コスパ的にはイマイチで選ぶものが無くて困ることがあります。
そう思って放置していた「VTホールディングス(7593)」と「クリエイトSDホールディングス(3148)」のカタログギフトでしたが、オンワードメンバーズポイントに交換できるということに気が付き、これ絶対お得やんって思ったので紹介します。
『オンワードメンバーズポイント』優待
『オンワードメンバーズポイント』の紹介
概要
オンワードメンバーズポイントとは、オンワードメンバーズ対象サイトで使えるポイント制度です。オンワードホールディングス(8016)はアパレルメーカーなので洋服のイメージが強いかもしれませんが、食品などの通販もあります。
オンワード・クローゼット
オンワード・マルシェ
ポイントは共通で「1ポイント=1円」として利用可能です。
「株式会社大和」から発行されているカタログは、WEB限定商品として『オンワードメンバーズポイント』が選択可能です(全てかは知りませんが)。
メリット・デメリット
お得に利用できるのはオンワード・マルシェの方なので、マルシェを前提としたメリット・デメリットです。洋服のオンワード・クローゼットの方は見てないのでよくわかりません。
メリット
- 商品の種類が多い(食品)
- コスパが良い
- 割引やセールがある(詳細は次項)
- 複数名義、複数銘柄で合算可能
- 申込期限延長
ほぼ食品限定となりますが、紙のカタログに比べると圧倒的に種類が多いです。また、紙カタログに比べてコスパが良いです。例えば、5000円相当のカタログでお米をもらうと5kgとかしか無く、どんな高級米やねんって感じですが、マルシェなら5kgが3000円台で購入できます。マルシェなら無洗米も選択肢にあります。
WEBサイトから交換を申し込むと、ポイント付与用のコードがメールで送られて来ます(翌日くらい)。それをログインしたIDにWEB登録するだけなので、複数名義で取得しても簡単に合算できます。複数銘柄の場合も同様です。
ポイント利用期限は、付与日から180日なので、カタログ期限間近に申し込むと、実質申し込み期限延長が可能です。
デメリット
- 雑貨、電化製品などは少ない
マルシェの取扱商品は食品がメインなので、雑貨類はあまり種類が多くありません。キッチン用品などが欲しい場合は、元のカタログから選ぶ方が選択肢が多いです。
デメリットはこれくらいなので、少なくとも食品を選ぶ限りは『オンワードメンバーズポイント』1択レベルです。
さらにお得な利用法
ポイント制度
『オンワードメンバーズポイント』はカタログ交換以外でも取得可能です。
2022年1月時点では
- 新規登録:500ポイント?
- ログイン:1ポイント/日
- 商品購入:税抜き1%くらい
- レビュー掲載:10P
の付与があります。新規登録は説明が無いので詳細は不明ですが、登録翌日に付与されました。
割引制度
クーポンコードによる割引
- 初回特典 10%OFF
- 友達紹介制度(1000円OFF)
- LINE友達登録(500円OFF)
などがあります。ただし、クーポンコードの割引は併用できません。
未登録の方でお友達紹介制度を利用されたい方は、連絡を頂ければメールを送らせてもらいます(氏名とメルアドが必要)。
ただし、友達紹介の1000円オフは3000円以上購入でしか利用できません。
購入時の割引制度
- ショップ割
同じショップの商品を2点以上まとめて購入すると、2点目以降の商品が10%オフになることがあります。元の価格設定が送料込み価格なので、まとめ発送でお得となるイメージ。ただし対象商品と表示されている商品のみです。
他にもセール品で特定商品が安くなっていることがあります。
オンワードHD株主優待
運営元のオンワードホールディングス(8016)の株主優待は、「買い物割引券」と1000株以上で「オンワード・マルシェのギフト」です。
買い物割引券
- 20%割引(6回まで)
- 対象ショップ:ONWARD CROSSET
対象ショップはオンワード・クローゼットのみなので、オンワード・マルシェでは利用できません。
ギフト
- 1000株:3000円相当
- 5000株:10000円相当
1000株以上でもらえる自社製品はオンワード・マルシェのギフトです。ただし、今回紹介したオンワードポイントに交換して合算はできません。
交換可能なカタログが貰える銘柄
紙のカタログギフトを発行している会社はいくつかありますが、『オンワードメンバーズポイント』に交換可能なのは「株式会社大和」から発行されているカタログです。
紙カタログ内では紹介されていませんが、WEB限定商品として『オンワードメンバーズポイント』が設定されています(全てのカタログかはわかりません)。
大和のカタログを株主優待として導入している会社を紹介します。我が家に届いたものだけなので、他にもあれば教えてください。
VTホールディングス(7593)(2022年で廃止)
100株だと割引券だけですが、1000株以上で5000円相当、5000株以上で10000円相当のカタログが追加となります。1000株は『オンワードメンバーズポイント 5000ポイント』と交換可能。
2022年3月分をもって3月末のカタログギフト優待は廃止となりました。9月末基準の優待券は継続されます。
クリエイトSD HD(3148)(2022年から別カタログに変更)
利用店舗が無い人の場合、お買い物優待券の代わりに受け取れます。100株はおこめ券ですが、300株以上でカタログになります。300株は『オンワードメンバーズポイント 3500ポイント』と交換可能。
2022年からカタログチョイスのe-giftに変更となりました。合算もできなくなってかなり残念です(2022.9.29追記)
エクセディ(7278)
輸送用機器のエクセディ(7278)の株主優待はオンワードポイントに変更可能なようです(少なくとも2022年は)。
- 権利確定月:9月
- 100株以上-継続保有1年以上
- 3000円相当
継続保有条件があるので今から買っても権利取得は2年後。優待が継続されているかはチャレンジですね。株価は超割安水準なので、1600円台から大きく下げる可能性は低そうだけど。
(2022.11.30追記)
他にもあれば教えてください。
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