九州リースサービス(8596)からの優待到着は、2020年3月末権利確定日の優待到着がピークを迎えた6/27です。優待銘柄扱いでの100株保有なのと、優待内容がクオカードで面白くないので紹介が遅くなりました。
優待紹介と銘柄評価です。
九州リースサービス(8596:東証1部)
九州リースサービスの特色
「総合リースで九州首位。独立系。融資や不動産も。西日本シティ銀行や九州の第二地銀と緊密(四季報より)」
地盤は完全に九州です。他のリース会社同様、周辺事業にも進出していますが、比較的リースの割合が高い会社です。
九州首位とは言え、他の大手リース会社と比べると圧倒的に小粒です。
優待条件と内容
- 権利確定月:3月
- 必要株数:100株
- 株価:563(7/27)
- 優待内容:クオカード 1,000円分
わざわざ取り上げるほどでもない感じのクオカード1,000円分。
ただ、現在の株価で見ると優待利回りだけで 1.8%近い利回りがあります。最も3月は他にも高利回りクオカード優待が沢山あるので、特別高いわけではありません。
指標から見た、九州リースサービス
2020/7/27の株価で計算した九州リースサービスの各指標です。
- 株価:563円
- PER:5.25倍(四季報予想)
- PBR:0.43倍
- 予想配当利回り:2.66%
600円だった株価が、コロナショックで400円まで下げ、563円まで戻してきたところです。レ点戻し。
各指標から評価して、現状の株価は激安バーゲンセール価格です。
「配当+優待」利回りも4.5%程度あります。配当は増配傾向で来てます。配当性向は10%台なので、多少予想より利益が下がっても減配リスクは小さいです。
10年分のPL(GMOクリック証券から)
ここ数年は好調でした。
2021年以降は新型コロナウイルスの影響が出て来るかもしれませんが、四季報予想を見る限り大きな下落は無い堅調な予想になってます。
リースの割合が高いので、長期契約のためすぐには業績への影響が出てこないようです。新型コロナウイルスの影響で大不況になり、契約先がバタバタと倒れるようになると、貸し倒れと新規契約停滞で業績に大きく影響してくると思われます。
一方で、今後の事を考えて自己資金をキープして事業をしようとするとリースが増えるかもしれません。
そこは新型コロナウイルスの景気への影響をどのように考えるか次第です。
強いて難点を言えば、株価が563円しかしないのに100株優待しかないため、100株以上大きく買いにくいところでしょうか?
100株買っても、6万円弱の投資にしかなりません。おかげで全保有銘柄の中で評価額が最下位です。
九州リースサービスどうするか?
九州リースサービスについてまとめると
- 激安価格
- 現状、コロナの影響は限定的
- 将来は景気次第
マイナス要因を考慮しても、今の株価水準はバーゲンセール価格と思います(もちろんこの先さらに下げても責任は取れません)。
100株優待はいらんので、500株とか1000株優待にしてくれたら買い増しするのに。もちろんそんなの無しで買い増ししても良いのですが、ここのところ割安な銘柄が増えているので、ちょっと躊躇してしまいます。
オリックスが12万円と考えると・・・新規ならオリックスがいいかな。最もオリックスは既にリースの割合がかなり低いけど。
それにしても、景気の影響を受けるとはいえ、リース会社って安すぎないか?
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