稲畑産業の株主優待が到着（2020年9月分）と銘柄評価

株主優待銘柄として保有している『稲畑産業（8098：東証１部）』から2020年９月末権利確定の株主優待が到着したので紹介します。

稲畑産業（8098：東証１部）

【特色】「化学専門商社。住友化学系だが稲畑オーナー色も。情報電子、合成樹脂が柱。アジア広域展開」

1890年創業の歴史がある会社（創業130年）です。筆頭株主は住友化学ですが、社長は稲畑勝太郎氏。

ちなみに創業者も稲畑勝太郎氏です。

「INABATA」の左に付いていた赤い「IK」のロゴ。これって何だろうというのが気になったこともあり少し調べてみました。もともとは創業者のイニシャルですが、ロゴとして使い始めたのが1890年（明治23年）という半端ない歴史が。そこから経営理念「愛敬」も生まれているようです。

クオカード金額

継続は、株主番号と保有株数の両方が必要。名簿チェックは四半期毎です。

優待クロス、端株保有による長期認定はほぼ不可能な条件です。３年以上だと100株が一番利回りが高いですが、300株でもそれほど変わりません。

株主優待の権利確定月は９月ですが、決算月は３月で、配当は３月、９月です。

12/1に届いた2020年９月分の優待

購入が8月26日なので、今回は６ヶ月未満の500円クオカードです。

来年は一気に3,000円クオカードにランクアップ予定。

2020/12/2の株価（ザラ場中なので終値は変わるかも）で計算した各指標です。

ミックス係数（PER×PBR）を計算すると4.6です。22.5以下で割安と言われるので、かなり激安な水準です。

ちなみにこれでも購入時（8/26）よりは株価が１割以上高くなってます。

賃借対照表、損益計算書は購入時の紹介記事からどーぞ。

来年の株主優待はは継続６ヶ月以上で3,000円クオカードにランクアップ予定。

株価は上昇したものの、割安っぷりは相変わらずの状態。

配当＋優待＋キャピタルゲインで、トータル5%程度の利回りを取るには非常に堅実な銘柄と思います。

成長性は無いのでこれ以上の買い増しはしませんが、創業者の崇高な精神を受け継いで今後も堅実な経営が続くものと期待してます。

カタカナのよくわからん変な名前に社名変更しない限り、応援していきたい会社です。